出版社内容情報
「生老病死」を見据えてきた著者が説く――最後の大仕事としての「死の準備」! 死を考えると気づくことがたくさんある!「生老病死」を見据えてきた著者が説く、最後の大仕事としての「死の準備」!
死を考えると気づくことがたくさんある――ヒント満載の本!!
◆人間、誰でも最後は負け戦(いくさ)
◆老年の仕事は孤独に耐えること
◆自分を幸せにする四つの要素
◆五十代くらいから心身は徐々に死に始める
◆少しずつ人間関係の店仕舞いをする
◆「忘れ去られる」という大切な運命
◆身の回りに起きる詰まらぬことを楽しむ
◆遺品の始末をしやすいように、ものは捨てる
◆年を取って頑張り過ぎない
◆柔らかな威厳を保つ病人、老人になるために
「人生の舵を取る主(あるじ)は自分だ」と思ってきた人は、
或る時、その人生を敢然と手放せるはずである。
自分はどういう人間で、どういうふうに生きて、それにどういう意味があったのか。
それを発見して死ぬのが、人生の目的のような気もする。 (本文より)
曽野 綾子[ソノ アヤコ]
著・文・その他
内容説明
九九%の人が、人生には失敗も多かった、未完だったと思って死ぬのだ。「生老病死」を見据えてきた著者が説く、最後の大仕事としての「死の準備」!
目次
第1章 人間、誰でも最後は負け戦(運命を承認しないと、死は辛い;死だけは、誰にも確実に公平にやって来る ほか)
第2章 死と正面から向き合う時代がきた(キクウィートの悲劇;最後の対談 ほか)
第3章 最期まで自分らしくあった時、見事な死が訪れる(後悔を避ける方法;夢の代金 ほか)
第4章 余命六カ月となったら、あなたは何をしますか?(一粒の麦の生命;私と樹との関係 ほか)
第5章 死ぬという任務(夫の介護;最期の桜 ほか)
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。聖心女子大学英文科卒業。『遠来の客たち』(筑摩書房)が芥川賞候補となり、55年文壇デビュー。以来、小説にエッセイにと多彩な文筆活動に加え、社会活動にも精力的に取り組む。ヴァチカン有功十字勲章受章をはじめ、恩賜賞・日本芸術院賞、海外邦人宣教者活動援助後援会代表(2012年退任)として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞、菊池寛賞など数々を受賞。03年に文化功労者となる。95~05年日本財団会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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