出版社内容情報
幕末から明治への激動期に「ぶれない生き方」を貫いた西郷隆盛。
その考え方、行動、判断基準……が「十の訓え」として、
西郷家に語り継がれている。
◆迷ったときは、「損得」でなく「善悪」で判断せよ
◆恥は堂々とかけばいい
◆「勇気」だけは、誰にも負けてはならない
◆理不尽は理不尽のままでよい。自分が理不尽なことをせねばよい……
大きく動き出している今の時代にこそ、
西郷は何を感じ、思い、動いていたのか――にその答えがあるのではないか。
今回、西郷家にいまなお残る歴史的な「秘蔵資料」も初公開。
内容説明
幕末・維新の錚々たる人物の中にあって、今なお「さん」づけで親しまれている西郷隆盛。多くの人に愛されるその人物像は、どこから生まれたのでしょうか。西郷家に伝わる言葉や逸話などから、現代にも通じる「西郷さんの訓え」をひもといていきます。
目次
1 迷ったときは、「損得」でなく「善悪」で判断せよ
2 「正道」を行ない、それを楽しめ
3 「分をわきまえる」ほど、強くなる
4 「勇気」だけは、誰にも負けてはならない
5 理不尽は理不尽のままでよい。自分が理不尽なことをせねばよい
6 「恩」は返せ。「恨み」は晴らせ
7 「当たり前」とは、不測の事態が起こること
8 自分を大事にしすぎるな。すべての悪事はそこから生じる
9 恥は堂々とかけばいい
10 「天」に問え
著者等紹介
西郷隆文[サイゴウタカフミ]
「西郷隆盛公 奉賛会」理事長。陶芸家。西郷隆盛の長男・菊次郎の孫にあたる。1947年、奈良県生まれ。鹿児島で育ち、1978年、弟とともに母方の出自である日置島津家の菩提寺跡に「日置南洲窯」を開く。2011年、現代の名工受賞。2012年、黄綬褒章受章。鹿児島県薩摩焼協同組合初代理事長。2004年、特定非営利活動法人「西郷隆盛公 奉賛会」を西郷隆盛公を慕う人々とともに設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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