出版社内容情報
過去を思わず、未来を憂えず、今日一日を充実させる――ベストセラー『道元「禅」の言葉』の著者が説く「成熟した人生をつくる習慣」
厳しい坐禅なんて、必要ない。
ただ心静かに、楽しく愉快な自分の生活を発見してゆく。
それが、禅的に老いるための要点だ。
――ベストセラー『道元「禅」の言葉』の著者が説く「成熟した人生をつくる習慣」
◎さっさと減らそう、捨てよう、忘れよう
◎なんの変哲もない毎日に喜びを見出す
◎「呼吸」を整えると、心も体も生活も整う
◎「むつかしく生きてはいけないよ」という良寛の教え
◎「ありがとう」の一言が、心の雲をサッと消す
◎自分の肉体に、しみじみと感謝する
過去を思わず、未来を憂えず、今日一日を充実させるための「禅的」老い方論
内容説明
限りなくシンプルに、豊かに暮らすヒント。ベストセラー『道元「禅」の言葉』の著者が説く、成熟した人生をつくる習慣。
目次
1章 減らす、手放す、忘れる 禅的老い方―限りなくシンプルに、豊かに暮らすヒント(「老い」てこそ、磨かなければいけないこと;よき言葉で、よき人生をつくる ほか)
2章 「老い」の悩みが、ふっと軽くなる13の話―過去も未来も思わず、「いま」だけを生きる(若い人にも、老いた人にも「同じ一日」;昔を思い出し、くよくよするのは、禅的じゃない ほか)
3章 人間的に成熟するとは、こういうこと―「禅問答」が教えてくれる、自由自在な生き方(「片手の鳴る音を、聞いてこい!」;あなたなら、この“難問”にどう答える? ほか)
4章 人生後半の楽しみ方は、良寛さんに聞け―「人生をむつかしく生きてはいけないよ」(「もっと世の中に出て、みんなと仲よくしよう」;ずっとがまんの人生なんて、つまらない ほか)
5章 なんの変哲もない一日に喜びを見出す―大事なことは、すべて自分の中にある(「ふつう」とは「常識的」ということではない;世間に向けていた目を、自分に向ける ほか)
著者等紹介
境野勝悟[サカイノカツノリ]
1932年、横浜生まれ。円覚寺龍隠庵会首。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。私立栄光学園で18年教鞭をとる。在職中、参禅、茶禅一味の茶道を専修するかたわら、イギリス、フランス、ドイツなど西欧諸国の教育事情を視察、わが国の教育と比較研究を重ねる。1973年、神奈川県大磯にこころの塾「道塾」を開設。1975年、駒澤大学大学院・禅学特殊研究科博士課程修了。各地で講演会を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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