KGB帝国―ロシア・プーチン政権の闇

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422202631
  • NDC分類 302.38
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【内容紹介】
ペレストロイカ、クーデター、ソ連崩壊、ロシア連邦の成立、民主主義・市場経済導入など、激変するロシア。本書ではゴルバチョフからエリツィン、プーチンまでの過去20年間を振り返り、わかりにくい歴史の裏側で一体何が行なわれてきたのかを、KGB、マフィア、新興財閥などの暗躍する闇組織に焦点を当て、多くのロシア専門家の証言を基に、明かされることのなかった謎を一気に解明する。著者は政治学者で犯罪学の権威。

【目次】
第1章 ソヴィエト連邦の終焉とその真実
第2章 新興財閥のロシア
第3章 チェチェン・シンドローム
第4章 エリツィン劇からプーチン劇へ
第5章 プーチン化されたロシア
第6章 KGB-レーニンからプーチンまで
第7章 ロシアとロシアにつかえる人々

【著者略歴】
エレーヌ・ブラン
東洋語学院スラブ研究科博士課程修了。現在、CNRS(国立科学研究センター)の犯罪学・政治学研究員。モルドヴァ出身のロシア人研究者レナタ・レスニックと協力して、1980年代初頭より、ロシア・マフィアの研究に着手。ロシアの組織犯罪・政治学を主なテーマに研究を続けている。1991、93年のクーデターを先駆けて予測するなど、現在のロシアを熟知した気鋭の研究者として、ヨーロッパでも高く評価されている。

森山隆
1931年、東京生まれ。大阪外国語大学スペイン語科卒業。ソニー株式会社、ユネスコ本部(パリ)に勤務、同本部人事局長を経て、1991年定年退職。フランスで、宮本政於著『お役所の掟』の仏語訳を翻訳出版、また日本人に関する随筆集(Abecedaire du Japon)をフランスのピキエー出版から刊行している。日本では『蟻』(小中陽太郎氏との共訳、ベルナール・ウェルベル著、角川書店)などがある。

内容説明

ペレストロイカ、クーデター、ソ連崩壊、ロシア連邦成立、民主主義、市場経済導入など、ゴルバチョフ、エリツィン、プーチンへと続く激動のロシア過去20年を振り返り、KGB組織網、諜報機関の人脈、マフィア、新興財閥など暗躍する闇組織に焦点を当てながら、同時代人143人の証言を基に、これまで決して明かされることのなかった現代ロシアの真実に迫る。

目次

第1章 ソヴィエト連邦の終焉とその真実
第2章 新興財閥のロシア
第3章 チェチェン・シンドローム
第4章 エリツィン劇からプーチン劇へ
第5章 プーチン化されたロシア
第6章 KGB―レーニンからプーチンまで
第7章 ロシアとロシアに仕える人々

著者等紹介

ブラン,エレーヌ[ブラン,エレーヌ][Blanc,H´el`ene]
東洋語学院スラブ研究科博士課程修了。現在、CNRS(国立科学研究センター)の犯罪学・政治学研究員。モルドヴァ出身のロシア人研究者レナタ・レスニックと協力して、1980年代初頭より、ロシア・マフィアの研究に着手。ロシアの組織犯罪・政治学を主なテーマに研究を続けている。1991、93年のクーデターを先駆けて予測するなど、現在のロシアを熟知した気鋭の研究者として、ヨーロッパでも高く評価されている

森山隆[モリヤマタカシ]
1931年東京生まれ。小学校1年から中学2年までベルギー・スイスで過ごし終戦後帰国。大阪外国語大学スペイン語科卒業。ソニー株式会社、ユネスコ本部(パリ)に勤務、同本部人事局長を経て、1991年定年退職。フランスで、宮本政於著『お役所の掟』の仏語訳を翻訳出版、また日本人に関する随筆集(Abecedaire du Japon)をフランスのピキエー出版から刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

92427707

5
フランス人ロシア研究者によって10年以上前に書かれたものだが現代ロシアを知るための一つの視点として、読み易く大変参考になった。ソ連・ロシアについてはもう少し読み漁りたい。2019/12/26

5
発売は2006年と古い本だが今でも十分ヒントになるのでは。ロシア関係の本を読むことは少ないのでKGBについての知識もここに書かれていることしか知らない。が、それでも十分に彼らが張り巡らせた権力が恐ろしいく伝わってくる。また帝政からソ連の移行でもロシアに巣食っていた問題が解決されず、逆に肥大したのはその後の展開にとってよくなかった。最後の筆者の苦痛の叫びはどこにでもある縄張り争いのような気がするが、フランスとロシアの関係を調べてみるのも面白そうだと思った。2015/09/13

可兒

1
そういえば読んだことあるなこの本2015/10/29

allSS0413

0
ゴルバチョフからエリツィン、そしてプーチンへと続くソ連崩壊からロシア時代への政治を取り扱った本。特に面白いと思ったのはソ連崩壊がソ連政府によって意図的になされたのでは?という視点。腐った共産党に代わって共産党の裏組織であったKGBが権力を握り、弱体化した国家を西側に寄生する形で再建させようとするというのはなかなか説得力がある。ソ連崩壊時にかつての権力者たちがマフィアになったりつながったりとロシアの庶民はどうやって生活しているのか興味がわいた。2020/06/29

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