「気持ちの整理」練習帖―不思議なくらい心が軽くなる２６のスイッチ

大野 裕【著】

三笠書房（2013/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 156p／高さ 19cm
• 商品コード 9784837925057
• NDC分類 146.8
• Cコード C0011

出版社内容情報

書き込み式ワーク付き！　誰でも今すぐ始められる、感情との上手なつき合い方！　人生に、じ?んわり”安心感”が生まれます。

書き込み式ワーク付き！

人生にじ～んわり”安心感”が生まれます。
――ときどき立ち止まって、自分の心を点検（チェック）しよう！


不安や心配は、「心の警戒警報」です。
何か危険なことが起こりそうだということを、私たちに教えてくれているのです。
だから、不安を感じるのを恐れないでください。
それでもつらいときは、気持ちを切り替えること。
その練習を、本書で一緒にしていきましょう。
　大野裕


不安・心配なことほど書き出してみる、
ときにはあえて「自分中心」を貫く、
感謝の気持ちをきちんと伝える……

誰でも今すぐ始められる、“感情”との上手なつき合い方！
――なぜ、書き込むだけで心がラクになるんだろう？

【著者紹介】
精神科医

内容説明

「いまの気持ちや考え方」を切り替えてクヨクヨ・うつうつをスイッチオフ！誰でも今すぐ始められる、感情との上手なつき合い方！

目次

第１章　一つの考えにとらわれてしまうとき（なぜ、つらい気持ちが消えないのか；つらいとき、不安なとき、考えを切り替える　ほか）
第２章　自分らしさを取り戻すために（一息つけた自分にＯＫを出す；怠けている自分を許せない？　ほか）
第３章　目の前の問題を解決しよう（出口が見えないと思うから、つらくなる；うまくいかない原因を探せば、問題は解決するか　ほか）
第４章　自分にやさしくしよう（できない自分、ダメな自分をいじめない；成功した自分を認める　ほか）

著者等紹介

大野裕［オオノユタカ］
精神科医。１９５０年、愛媛県生まれ。１９７８年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシルバニア大学医学部への留学を経て、慶應義塾大学教授を務める。２０１１年６月より、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターのセンター長に就任。認知療法の日本における第一人者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はちてん]

認知行動療法が何かを素人にもわかるように噛み砕いている。自動思考のループを断ち切る。書くことで認める。認めると意外に処理できることもある。この本以外でも書き出すことをすすめている。書くことで冷静になれることもある。取っ掛かりに試してみるに良さそう。わかっているのと認めるのとは別物かも。

2016/02/22

[タペンス]

　悩むと問題ばかりに目がいき、自分が本当に求めていた大切なものを見失う。丁寧に現実を見て、可能性があることに気づく。自動思考は必ずしも現実を反映していない。グレイゾーンもある。性格にいいも悪いもない。なるほどと思う言葉ばかりでした。

2021/01/31

[hana@マインドサポーター]

本のエッセンスが「考えを切り替える心のスイッチ」として26個、短くまとめられているところが、すごく良い。スイッチだから、押す(見る)ことで「切り替えっ！」ってできる。NOTEに書き込むのも良さそうですが、私は頭の中に書き留めました。 ちなみに私が一番好きなスイッチは、7、12、13、24です(一番押せずにいるのも24ですが(^^;)

2021/08/13

[あんりあんな]

うつ・不安ネット（会員登録有料）のエッセンス版？　私は画面より紙ベースのがいいので、読みやすかったです。認知行動療法の噛み砕いたの、みたいな感じです。

2013/07/23

[daiyuuki]

辛いと感じた時に頭に浮かんだ自動思考が、実際にその通りなのかどうか検証していくやり方。人間関係で悩みがある時は、相手と自分の関係や相手との間に起こった事実を検証して現実を受け入れ対処する。辛いことがたくさんある時は、自分にとっての優先順位を決めて順番にこなす。出来事を多角的にとらえる方法やいいこと貯金のやり方など、認知療法をベースに感情との上手に付き合う方法を学べるワークブックです。

2014/05/12