内容説明
県境を越えると、そこは“別世界”だった―。県民の「性格」から「習慣」「しきたり」「食べもの」…お隣の県のことでも、案外わかっていないもの。本書を読めば、「えっ!」と意外に思うことも、最後には「なるほど!」と納得できるはず。日本全国の県民性に、「歴史」と「地図」「最新統計」から迫る。
目次
1 関東―隣の県民が“変わっている”のにはワケがある!
2 近畿―歴史と地図から解明!各県の「不思議な習慣」
3 北海道・東北―地形と気候が「人の性格」まで変える!?
4 北陸・中部―驚いた!「県境」を越えるとここまで違う
5 中国・四国―あなたの「ルーツ」は、意外なところに…!
6 九州・沖縄―思わず人に「出身地を聞きたくなる」面白話
著者等紹介
三浦竜[ミウラリュウ]
1952年生まれ。編集者を経て、執筆業に専念。以来、新聞・雑誌・書籍を舞台に、歴史・文化を中心に硬軟自在の切り口で作家活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
24
【図書館】なんとなくタイトルに惹かれ手に取ってみました。県民の“性格”から“習慣”“しきたり”“食べもの”を解説。お隣の県のことでも、案外わかっていない!?その“お国柄”を、タイトルの通り歴史的な背景を軸に読み解く一冊です。その県民性も、成立の理由を聞くと妙に納得!ですね。ネタの量でページ数が変わってくるので、お目当ての県のページが少ないとちょっと切ないです。埼玉県の形が“さつまいも”といわれているのに対し、群馬県を“鶴と主張しちゃった勝ち”みたいに突っ込んでたのに笑ってしまいました。2014/08/06
よこしま
23
気軽な本がつづいています(笑)食文化や習慣だけでなく性格も解かるということで読んでみました。神奈川!湘南に憧れる?ちゃうやろ!とツッコミを(笑)湘南って地名を付けたがるのは実は湘南じゃない自治体なんですよね。横須賀にも湘南○○という地名や施設などありますが、勘弁ねがいたい(笑)しかし新潟の女性は、本当にしっかりとした女性が多いなと自分の周囲を見ていて、あながち嘘ではないなと。2014/12/24
kiyoboo
10
軽く読める本を探していて見つけたが意外におもしろかった。例えば埼玉県の形はさつまいもに似ているということをいまさらどうにもならないことを指摘されてしまう。江戸っ子と言っても元は家康が三河や駿河から家臣を連れてきたり伊勢や近江の商人が都市づくりを始めたという。また、振込み詐欺に「なんで息子の借金払わないかんの?」と一番ひっかからなかった大阪府民だが「見支払い分をお支払いします」という詐欺には一番ひっかかったという。こんな調子で酒の席などのネタにはちょうどいい感じで楽しめた。2013/05/08
Hiroaki Ochika
1
地形や歴史、文化によって違う県民性は面白い。当然だと思ってる自分の思考にはやはり背景があり、そこに経験が加わって個性を作る。知れば知るほど興味深い。2014/12/09
KISS
1
沖縄が面白かった!2010/01/05
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