内容説明
武士道の光り輝く支柱である「勇」と「義」、人の上に立つための「智」と「仁」、試練に耐えるための「名誉」―本書は、強靱な精神力を生んだ武士道の本質を見事に解き明かす。武士は何のために生きたのか。何を学び、どう己を磨いたのか。今こそ日本人が知っておくべき「真実」がここにある。世界で読み続けられる名著を、読みやすく要約したエッセンス版。
目次
武士道とは何か
「義」―揺らぐことのない武士の「背骨」
「勇」―ものに動じない心の磨き方
「仁」―「武士の情け」の美しさ
「礼」―人とともに喜び、人とともに泣く
「誠」―なぜ「武士に二言はない」のか?
「名誉」―苦痛と試練に耐えるために
「忠義」―人は何のために死ねるか
武士は何を学び、どう己を磨いたか
「克己」―弱い心に打ち勝つ
「切腹」と「仇討ち」―生きる勇気、死ぬ勇気
「刀」―なぜ武士の魂なのか
武士道が求めた女性の理想像
「大和魂」―いかにして日本人の心となったか
武士道から何を学ぶか