渋沢栄一「論語」の読み方

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渋沢栄一「論語」の読み方

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837921202
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0030

内容説明

孔子の生き方、つまり「論語」のエキスをそのまま日常生活、仕事に応用して成功した代表が、渋沢栄一である。「論語」をなめるように読み、実践していったのである。人生への取り組み方、自分の長所を磨き育てる工夫、そしていい人間関係の築き方など、この本との“対話”には、面白い感動的な発見がある。

目次

学而篇―人生いちばんの楽しみをどこに求めるか
為政篇―心に“北極星”を抱く人の生き方
八〓(いつ)篇―自分の資質にさらに磨きをかける
里仁篇―この心意気、この覚悟が人生の道を開く
公冶長篇―“一時の恥”にこだわって自分を小さくするな
雍也篇―成功のカギ「先憂後楽」の生き方
述而篇―これぞ沈勇、大勇の人
泰伯篇―孔子の恐ろしいまでの“現実主義”
子罕・先進篇―男子一生の“本懐”をどこに求めるか
顔淵・子路篇―ともに生きるに足る友、切り捨てる友
憲問篇―自分への“厳しさ”に自信がもてるか
衛霊公・李氏・陽貨・子張篇―孔子流の最高の“自己実現”法

著者等紹介

渋沢栄一[シブサワエイイチ]
現在の埼玉県深谷市の豪農に生まれる。幕末の動乱期には尊皇攘夷論に傾倒、のちに一橋家に仕える。欧州各地を視察して帰国後、大蔵省租税司、大蔵権大丞を歴任。辞職後は実業に専心し、第一国立銀行(第一勧業銀行の前身)の創設をはじめ、実業界の第一線から退くまで500あまりの会社を設立、資本主義的経営の確立に大いに貢献した。晩年は社会・教育・文化事業に力を注ぎ、東京高等商業(現一橋大学)等の設立を斡旋し、東京市養育院等の各種社会事業にも広く関係した

竹内均[タケウチヒトシ]
福井県に生まれる。東京大学名誉教授。理学博士。地球物理学の世界的権威。科学雑誌『ニュートン』の編集長として、また多くの著書、テレビ放送等を通し、青少年の科学啓蒙に情熱をかたむけるかたわら、「人生の幸福」について探究を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴールドまであと929日

25
 昨年のNHK大河ドラマ、渋沢栄一を主人公にして成功を収めた。面白いか面白くないか、視聴者をはじめとする国民が決める。NHKも大変だ。看板番組ともいえる。原作者やスタッフ、タレントなどなどお疲れさまといいたい。その主人公たる渋沢栄一、農民あがりといえど、庄屋、名字帯刀を許された武士ともいえる。論語の一つも勉強したのは当然だ。どの程度か、昔のサムライの教養、あの幕末の激動期、自分を律する学問としての論語、それを後の世に伝える努力もしただろう。そこにあの時代の武士の教養の深さを感じる。いま、それがあるだろうか2023/04/15

かず

17
本著は、渋沢栄一の「論語講義」を現代訳したもの。5 公冶長編まで読んでやめた。理由は、読んでいても心に引っかかるものがないため。私は昨年まで、10年来東洋思想の書を読んできたが、言わんとしていることが掴めたので、やめている。本著は、たまたま頂き物にあったので、読んでみた。以前は、こういう本を読んでいると、一字一句考えながら読んだものだが、心に引っかからないということは、意識の上ではほぼ同化しているからなのだろう。ただし、東洋思想の難しいところは、何よりも実践できてこそ、という点。そこはまだまだだ。2019/12/12

ひめぴょん

9
論語にはいろいろな解釈があるようです。やや読みにくさを感じてしまいましたが、他地域の図書館からかりているため、再度借りることは申し訳ないのでとにかく読了してみました。行動力が伴ってこそ「沈黙は金」。子曰く、異端責むるは、これ害のみ。物事の「先を読む」には必ず過去を省みる。自分に自信のない人ほど他人の目が気になる。4つの徳“教・敬・恵・義”。なにびとに対しても、丁寧に慎重に振る舞う。本当の「敬意」は人と人との間に適切な距離をつくる。豊かさの中の「質素」こそ真の楽しみ。利我一点張りの人は身を滅ぼす。 2021/06/13

Rico.genge

6
論語をまだ読んだことがなく、難しそうなので渋沢栄一さんの解釈の方を先に読んでみました。論語には宗教的な教えが無いので、そういう意味でも我々日本人には向いている哲学書ではないかと思います。最近個人的に「原点回帰」という心で学びに向かっているので、この書は正に今の自分にぴったりだと思いました。今からまた再読しようと思います。孔子と渋沢栄一氏のこの教えは実はすぐにでも実践出来る身近なことばかりです。2025/04/22

かずぺん

5
渋沢栄一の解釈が良いですね。会社の机の引き出しに常備します。2024/08/28

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