運命―農奴から東大教授までの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837921196
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

内容説明

アメリカの「農奴生活」の中でつかんだ「学ぶこと」の喜び!高校時代は二百三十人中、二百番台の大変な“落ちこぼれ”。経済的にも、そもそも大学受験という選択肢はなかった―。二〇歳のとき、農業研修生としてアメリカに渡り、「農奴生活」の中で一念発起。持ち前の“粘り”と、日本からの一苦学生の素質を見込んだ生涯の恩師たちにも恵まれ、「運命のカベ」は一気に突き崩れる―。

目次

はじめに 夢が、落ちこぼれの私を“後押し”してくれた
1章 人生、「跳んでみる」ほうがはるかに面白い(期待と不安の中の、最初の決断;すべて行き当たりばったりだった二〇歳までの私 ほか)
2章 どん底から見えるものは信じていい(“目標を完全に見失った時”に考えたこと;「やらされること」と「自分からやること」の差 ほか)
3章 たとえスタートラインで出遅れても(この「二つの武器」で大抵のことはできる;村一番のボロ家に生まれて ほか)
4章 自分の中の“何か”に火をつける(電話なき時代の“超遠距離”恋愛;ドタバタ学生結婚の顛末 ほか)
5章 次の舞台は必ずやってくる(やはり日本では躓いた“奇妙な経歴”;「転んでもタダでは起きない」 ほか)
あとがき 「ここまでやれた」、だから「もっとやれる」

著者等紹介

蒲島郁夫[カバシマイクオ]
1947年熊本県生まれ。熊本県立鹿本高校卒業後、農協勤務などを経て農業研修生として渡米。これがきっかけで、1971年ネブラスカ大学農学部に入学、豚の精子の保存方法を研究。卒業後、ハーバード大学大学院博士課程(政治経済学専攻)に入学し、1979年に同博士号を取得。帰国後、筑波大学社会工学系教授で教鞭を執り、現在、東京大学法学部教授。前世界政治学会副会長。選挙時には、全国紙などで気鋭の政治学者として活躍
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感想・レビュー

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雨巫女

2
再読 今熊本県知事です。結構波乱万丈で、ビックリ!東国原さんのような派手ではないけど…。2009/11/04

みつなり

1
著者の言う「農奴生活」ことアメリカでの農業研修プログラムに参加した関係で、渡米前に本書を餞別として頂いた。つまり、私は著者の遠い遠い後輩になる。私の場合、運よく「農奴」とはならなかったが、こういう農場もあるのかと勉強になった。その後の人生はあまりに突飛で波乱万丈すぎるため参考にはならなかったが、読み物としては面白かったと思う。2013/03/10

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