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内容説明
アメリカの「農奴生活」の中でつかんだ「学ぶこと」の喜び!高校時代は二百三十人中、二百番台の大変な“落ちこぼれ”。経済的にも、そもそも大学受験という選択肢はなかった―。二〇歳のとき、農業研修生としてアメリカに渡り、「農奴生活」の中で一念発起。持ち前の“粘り”と、日本からの一苦学生の素質を見込んだ生涯の恩師たちにも恵まれ、「運命のカベ」は一気に突き崩れる―。
目次
はじめに 夢が、落ちこぼれの私を“後押し”してくれた
1章 人生、「跳んでみる」ほうがはるかに面白い(期待と不安の中の、最初の決断;すべて行き当たりばったりだった二〇歳までの私 ほか)
2章 どん底から見えるものは信じていい(“目標を完全に見失った時”に考えたこと;「やらされること」と「自分からやること」の差 ほか)
3章 たとえスタートラインで出遅れても(この「二つの武器」で大抵のことはできる;村一番のボロ家に生まれて ほか)
4章 自分の中の“何か”に火をつける(電話なき時代の“超遠距離”恋愛;ドタバタ学生結婚の顛末 ほか)
5章 次の舞台は必ずやってくる(やはり日本では躓いた“奇妙な経歴”;「転んでもタダでは起きない」 ほか)
あとがき 「ここまでやれた」、だから「もっとやれる」
著者等紹介
蒲島郁夫[カバシマイクオ]
1947年熊本県生まれ。熊本県立鹿本高校卒業後、農協勤務などを経て農業研修生として渡米。これがきっかけで、1971年ネブラスカ大学農学部に入学、豚の精子の保存方法を研究。卒業後、ハーバード大学大学院博士課程(政治経済学専攻)に入学し、1979年に同博士号を取得。帰国後、筑波大学社会工学系教授で教鞭を執り、現在、東京大学法学部教授。前世界政治学会副会長。選挙時には、全国紙などで気鋭の政治学者として活躍
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