内容説明
数学というのは自然科学であるが、論理的な部分と想像力をバランスよく使う。この数学の発想の類推で、男女関係を考えたなら、ちょっと変わった景色が見られるかもしれない、というところから生まれたのが本書だ。人の心の中は、解明され始めたといっても、まだまだわからないことが多い。本書の中のいろいろな関数も、そのまま現実の状態を表すかどうかはわからない。しかし、数学の手段を使うと、こんなふうに考えられる、だから、もう少し幸せになれそうだ、という結論が思ったより多く導き出された。たとえば、いちばんくたびれているときに、難しい話をする必要はない。そんなことをしたら、どんなに仲がよくても喧嘩別れをしてしまう。そういったことを、なんとなく避ける方法があるということも、本書でわかるだろう。
目次
1章 「愛のゆくえ」は、この数学法則で予測できる!(愛が続くかどうかはこのグラフで決まる;「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」―これだけの根拠 ほか)
2章 「なぜかモテる人」にはこんな“数学的”共通点があった!(「美人の秘密」はこの“曲線”と“割合”にある!;誰もがうらやむ「黄金体形」とは? ほか)
3章 「1/f」の秘密―男と女を支配する不思議な法則(恋のはじまりも結婚も、こんな「ゆらぎ」がきっかけになる;「浮気」をするのはしょうがない?人間の本能を読み解く ほか)
4章 「男と女のナゾ」は数学で始まり、数学で終わる(出会いの確率―「運命の出会い」は何%の奇跡?;これってホント?―「仕事ができる人は不倫しやすい」の方程式 ほか)
著者等紹介
柳谷晃[ヤナギヤアキラ]
1953年東京生まれ。早稲田大学理工学部数学科卒業、早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学高等学院数学科教諭、早稲田大学理工学部兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員。専門は「微分方程式とその応用」
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がっち
モクソンM.Y(木村マヤ)
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