北朝鮮の「今」がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837919995
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0030

内容説明

二〇〇二年九月十七日、日朝首脳会談の席で、金正日総書記による衝撃の「犯罪告白」が行われた。これまで一貫して否定し続けてきた日本人拉致を認め、しかも、拉致被害者十三人中八名死亡という情報が一方的に伝えられた。政権の自殺行為であるこのような告白を、なぜ、金正日はしなければならなかったのか?北朝鮮に今、どんな危機が迫っているのか?あらゆる角度から「仮面国家」のベールを剥ぎ、その正体に迫る。

目次

第1章 北朝鮮、いま直面している重大な危機とは?―金正日に迫る、米国の“脅威”
第2章 金正日は何を考えているのか―北朝鮮に“君臨”する男の素顔
第3章 “謎の国”北朝鮮の現状―危機はどこまで深刻なのか
第4章 身分がすべてを決める国―人間を“生きた屍”にする社会システム
第5章 強制収容所、その恐怖の実態―そこで、たった今、何が起きているのか
第6章 北朝鮮の軍事力、その真相―“アジアの火薬庫”を徹底解剖する
第7章 朝鮮総聯と北朝鮮の隠された関係―“危険な国”を支える「犯罪組織」の謎に迫る
第8章 北朝鮮と“ひ弱な国”日本の危うさ―拉致、スパイ、そして軍事的脅迫
第9章 北朝鮮、その知られざる歴史―東西冷戦の“落とし子”の「過去と未来」

著者等紹介

佐藤勝巳[サトウカツミ]
1929年、新潟県生まれ。戦後、在日朝鮮人の北朝鮮への永住帰国運動に関与。1965年、日本朝鮮研究所事務局長となり、北朝鮮統一政策の研究、在日韓国・朝鮮人の法的地位と処遇についての運動と研究に関わる。東京外国語大学非常勤講師を経て、現在、現代コリア研究所所長、月刊「現代コリア」主幹
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