内容説明
イギリスでは、勉強とは、徹底して「考える力」を鍛えることである。小さい頃からつねに「自分の意見」を求められ、時には親と子が“交渉”し、教室では“発表”が行なわれる。良くも悪くも、それが“国民総じて考える”文化をつくりあげているのだ。では、日本はどうか?意見を述べられない人、決断力のない人、問題解決のできない人―あなたは、自分の仕事や生活に最低限必要な「考える力」を、はたして身につけていると言えるだろうか?社会人として生きるにあたり、何を、どのようにして勉強すればいいか。どうすれば勉強したことを、ベストな選択に、達成感のある人生の確立に結びつけていけるのか。本書では本物の「方法論」を紹介する。
目次
1章 自分にとって「ベストな生き方」を探る法
2章 これが「問題を発見し、解く」力!
3章 自分の「持ち味」を一〇〇%生かす表現法
4章 一日、一生の充実はこの「正しい選択」で決まる!
5章 大事な場面で頼りになるのは、この「バランス感覚」
6章 いまのあなたに、もっと自信をつける「生きるためのルール」!
著者等紹介
マークス寿子[マークストシコ]
1936年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京都立大学博士課程を修了後、ロンドン大学のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究員として渡英。エセックス大学現代日本研究所主任を務めた後、現在は秀明大学教授として日英間を行き来している。欧米と日本の相違点を鋭く追究し、その指摘には定評がある。テレビ、雑誌、新聞、講演等で活躍
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感想・レビュー
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- 和書
- 盗聴者 集英社文庫