内容説明
60分で読める中国の歴史!人口12億を超える中国、古代黄河文明の誕生から、現代中国まで、その4000年の歴史の流れが一望できる。
目次
第1章 黄河文明の誕生から春秋戦国時代へ―夏の禹王、殷の湯王から、夫差・勾践、孔子・老子まで
第2章 秦と漢の統一王朝―始皇帝の統治から、劉邦の建国、武帝の盛時へ
第3章 分裂の世紀、三国志と南北朝―曹操・劉備・孫権から、司馬氏、北魏の孝文帝まで
第4章 隋と唐の盛衰―楊堅・煬帝の短命王朝から、太宗の盛時・玄宗の落日まで
第5章 宋の栄華と元朝支配―黄巣の乱、趙匡胤の建国、そしてフビライ汗の支配へ
第6章 15・16世紀、明朝の繁栄―洪武帝・永楽帝時代の発展から、万暦帝後の衰退へ
第7章 清の隆盛から激動期へ―順治帝・康煕帝の繁栄期、そして西太后の動乱期
第8章 中華民国の苦悩、国民党と共産党―孫文、袁世凱、蒋介石…誰がどう主導権をにぎったのか?
第9章 中華人民共和国の行方―毛沢東、〓小平、江沢民…揺れつづける現代中国の実情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリスビー
7
1997年、香港が中国に返還された。何で今頃と思っていたが、アヘン戦争に敗けて英国に割譲され、そのレンタル期限の100年が過ぎたのだ。紀元前5千年頃から始まる中国の歴史はとてつもなく長いが、春秋戦国時代~始皇帝による中国全土の統一と、帝政の終わりである孫文の辛亥革命~中華人民共和国政府の確立を押さえていれば良いだろう。あとは反乱と新王朝の誕生、束の間の繁栄、不満分子の反乱の繰り返しで、読んでいて虚しい。解説漫画としては満足の出来。好きな漫画「拳児」も思い出した。歴史考証もきちんとしていたなあと改めて感心。2018/03/07
ポップ430
6
めちゃ古かった!2020/04/25
daidainngo
5
サラッと中国の歴史の流れがわかった。2016/02/07
オランジーナ@
4
昔読んだ本。中国史の初歩がわかる2016/09/05
poco
4
★★★★★中国の歴史を分かりやすくまとめていて読みやすい。中国史入門に是非。個人的に曹操の「おまけに詩人としても当代一こう見えてもロマンチストなのだ。なのになぜ劉備が……くそいまいましい」が的をつきすぎてフイタw2011/11/08