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内容説明
考え方、性格、器量…人を見抜く、この「視点」。人生を生き抜く基礎は、人を見る「眼」の確かさにある!相手の言動を観察し、その真意を的確に見極めるにはどうすればいいのか―。相手の考え方から、性格、器量まで、初対面で、その人物を判断する心得を説く。
目次
1章 「心を読める人」だけが成功する!
2章 どうすれば、その人の心が読めるのか?
3章 ウソを見抜き、ホンネを探る、この方法
4章 人間の欲望を知っている人だけが、成功する!
5章 実践篇―口には出せない「心の中」を読む法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
桂けい
7
人は欲や名誉で動く、そんな本質をこの一冊は再確認させて貰いました。2017/02/26
こじ
3
★★★☆☆ 「相手に好かれたい」そう思ったときにどうすればよいか? その答えは簡単で相手の立場に立って考えるです。 例として、石田三成は豊臣秀吉が鷹狩りの後たまたま立ち寄ったお寺につかえていた。そこで、秀吉がお茶を欲した。 そこで、三成は1杯目大碗にぬるいお茶をなみなみついで差し出した。 次におかわりでは中碗に中くらい少し熱めのお茶を入れた。 さらに次のおかわりでは小碗に熱いお茶を入れた。 上記の例は相手の立場に立った最高のおもてなしといえるだろう。 結論:相手の立場に立って行動すると結果が付いてくる。2017/10/20
539z
1
通読2★2.中国戦国時代、荊王の愛妾鄭袖が新人愛妾に善意を装って近寄り騙して王に殺させる、という冒頭の韓非子からの引用が強烈だが、全体的に結論無く歯切れが悪い。作者の周囲に存在した詐欺師的心理テクニックの上手い人物の事例や経営者や歴史的人物の引用が中心。特に中国古典に明るい為か観相学や色彩学を引用する等興味深い箇所もある。しかし作者の実体験が乏しく、また心理学の引用も少なく体系的でもない為全体的に薄い。支柱推命等の占いを信じる人を逆手にとってバイアスの隙を突く事も出来るが助言が弱い。実用書と言うより読み物2023/03/21
539z
1
速読★1.人のタイプをカテゴリに当てはめて定型的した上で対処するという内容で、くだらないと思える偏見もあり、内容としてはあまりよくないため読むのをやめた。コンビニ本は得てしてこういう品が多い。今再読したらどう思うかは気になる2010/10/15
鴨の入れ首
0
1997年刊。人の「心」を読むという大仰なタイトルですが、古今の歴史的有名人や著者の友人知人の逸話をもとにして、人としてのコミュニケーションの基本を説いた本でした。特に奇策や裏技を紹介したものでもないので、今すぐにでも応用できそうでした。それに、読み物としても十分興味深い本でした。2025/07/22




