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内容説明
鍍金でない本物の男の底力を養う本。大きく伸びる人はどこが違うか。男の魅力とは何か。
目次
第1章 自分の「殻」を破る時機を逃すな―大きく成長する人間、ダメになる人間の決定的な違いはどこにあるか
第2章 逆境をどう耐えるかで未来が決まる―誰にでも必ずある人生の「正念場」を誤るな
第3章 自分の「器量」を育てる―自分に厳しい人間ほど、人の心をつかみ、うまく動かしている
第4章 賢い妥協が自らの世界を大きく開く―名補佐役に学ぶ仕事の運び方・運命の開き方
第5章 自分の人生、いかに大きく生きるか―人生は度胸と機転だ
あとがき 自分を鍛え直す人間学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shincha
33
幕末、戦国時代、などに活躍した実在の人物たちの逸話をもとに、どうして成功したのか、どうして失敗したのか、それぞれ例として説明している。日本史に疎い自分でも知っている名前ばかりで、とても面白く読了。人間力を磨き、上司にも部下にも妻にも、対応していく処世術が必要。楽しく生きよう〜と!2021/11/30
てつ
10
歴史上の人物とエピソードを紹介し、部下の育成、人との接し方、自己の確立、男の美学を展開。あらたなる気づきや、ちょっとメモしたくなる言葉もあり、なかなか興味深い。歴史上の人物がたくさん登場するので、気になった人物を他の作品で深読みするのもよい。広く浅くの紹介なので、雑学にも役に立つ。読みやすい構成で歴史が苦手な人でも一気に読める。主要なキーワード「信念をもつ」「学びの姿勢を忘れない」「物事を大局的にとらえる」。2013/11/02
KNJOB
6
とても良かった。あらゆることが人間関係に帰結するのだけれど、自分をしっかりともち、あるがままの生き方を励ましてくれる本だと感じた。会社で理解してもらえない…協力を得られないと感じたこともあったけれど、見方を変えてくださった方、仕事を任してくださった方に感謝しながら、日々を過ごし、孤独と孤立は違うと信じて本を読み学んでいたが、こういう気持ちを先人の経験をピックアップして本に表現してくださった童門さんの心意気を尊敬する。2021/11/19
Gordon
5
飛行機移動の際に、空港の本屋で購入。行きと帰りで読了。日本の歴史上の人物の生き様や武勇伝(?)から、現代人に必要な度胸、考え方を指南する。 動乱の戦国時代をのし上がった武将なども、ただ力ずくで周りをねじ伏せる訳ではなく、巧妙な駆け引きや相手の心情を慮る配慮といった対人能力に長けていたことが伺える。個人的には勝海舟の「父親の反面教師」が一番賛同できた。普段と違った視点、マインドを持つためにも知っておいて損はないと思う。2018/04/25
ぽつぽつぴー
5
他人や状況に流されずに自分の考えに従って行動することが大切であるとこの本を読んで改めて感じた。2014/09/01