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内容説明
今、自分を悩ませていることの根本にあるものは何か。どうしたら、不安やおびえに打ち勝ち、自分の中に力強さを育てることができるか。自分の心理的成長にふさわしい、生きる姿勢、自分を勇気づける生きかたを説く。
目次
第1章 失敗から何を学ぶか(その気になれば何かをできる人生がそこにある;逆境をのりきる知恵;「心の弱さ」とどうつきあうか;安定感・安心感の育てかた)
第2章 心の支えは「自分」(なぜ「気がね」してしまうのか;自信を育て心を強くする;開かれた心・閉ざされた心;表と裏のバランス学;自分を値引きするような人とつきあうな)
第3章 自分に気づく第一歩(幸福感を生む人間関係;「思いやり」は心につけるクスリ;傷ついた感情と上手に向きあう;自分嫌いにならないために;成長人間の条件)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちこ
1
自分が元来持っている弱い部分も再認識できて、イッキ読みしちゃいました。2010/08/27
鴨の入れ首
0
1990年刊。自分の心の弱さと向き合い寄り添うことを説く本です。本書では自らの悩みの根源を見つけ、自らと他人を傷つけない強さを身に付くような気がしました。本書発刊から34年経ちましたが、内容に全く古さを感じませんでした。大変興味深く、一気読み出来ました。2024/11/23
みぃ
0
人はそれぞれ違った運命を背負って生まれてくる。だからこそ自分の運命の中で、今の自分にとって何が大切なのかという視点を失ってはならない。自分は愛に飢えている。自分は淋しい。自分は孤独に苦しんでいる。それらのことを正面から見据えたとき、自分は誰と付き合えばよいかわかってる。自分に自信のある人しか、相手を本当に励ますことはできない。自分に自信のない人、自信のなさを隠しているような人は、口では励ませても、無意識レベルで相手を憎んでいることが多い。強さとは、自分の心の支えを持っているということ。2024/08/03