内容説明
「中小企業は弱い存在である」「現在のような状況では成長は難しい」本当にそうだろうか？変化の激しい時代にあって経営の舵取りが難しいのは事実だが、中小企業が強い経営体になれない理由の多くは、実は中小企業に内在している旧弊の体質そのものにある。本書では、「なんとなく経営」に潜む中小企業体質を分析するとともに、そこから脱皮し、自己変革生命体とでもいうべき強い体質を持った中堅企業への変革の方法を示した。
目次
第１章 「なんとなく経営」から「中堅企業」へ（中小企業「日常の姿」；中小企業が追求するもの ほか）
第２章 中小企業体質を脱皮する「ビジョン」と「戦略」（目指すものとその道筋；戦略を構成する「事業」 ほか）
第３章 人材成長のメカニズム（優秀な人材とは；研修だけでは育たない ほか）
第４章 業績と人材の成長を獲得する「マネジメント」（マネジメントの前提条件「方針展開」；マネジメントの定義と現実 ほか）
第５章 自己変革生命体へのロードマップ（自社の現状を冷徹に分析把握する；本質的な議論をする「場」をつくる ほか）
著者等紹介
山田亮［ヤマダリョウ］
１９７２年６月１２日生まれ。東京都出身。青山学院大学経営学部卒。商社・メーカーなど数社の実務経験を経て、現在、中小企業のみを対象にした経営コンサルタント会社、株式会社サイエスのチーフ・コンサルタント。中小企業でのマネジャー経験を活かし、中小企業を対象にしたセミナー、コンサルティングを行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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