日本兵のはなし―ビルマ戦線 戦場の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837804093
  • NDC分類 916
  • Cコード C0031

内容説明

英サンデータイムス紙が絶賛した61篇の魂の戦史、翻訳なる―。記憶の深い泉から呼び起こされた日本兵たちの真実の記録。

目次

第1部 ラングーンへ
第2部 前進
第3部 占領
第4部 アラカン作戦
第5部 インパールとコヒマ
第6部 退却

著者等紹介

玉山和夫[タマヤマカズオ]
1919年札幌生まれ。北海道大学工学部卒業後、米国カーネギーメロン大学よりマスター・オブ・サイエンスを、北大より工学博士を授与。民間企業で航空燃料の研究を担当後、通産技官などを経て、英ビーチャム社の日本法人社長に就任。この間、ビルマ戦の研究を始め、退職後は日英協会の事務局長として日英両国民の和解のためにビルマ戦に参加した英国軍人の日本訪問を企画した。1998年には大英帝国勲章MBEを授与された

ナンネリー,ジョン[ナンネリー,ジョン][Nunneley,John]
1922年シドニー生まれ。第二次大戦中に将校としてアフリカ師団に配属。ビルマ(カボー谷)で負傷、その後、尖兵・斥候としての功績で全軍に布告された(本編第55話に対応する)。新聞編集者、英国鉄理事を務めた後、1990年に英国と日本の旧敵同士の和解と日英間の友情を促進するビルマ戦同志会(BCFG)の会員となり、1996年、同会の会長となる。BCFG会員のビルマ戦回想録を編集し、自身の体験録『アフリカ歩兵連隊の物語』を1998年に発刊。1986年にフランス政府よりビウデパリ勲章を、2001年に大英帝国勲章MBEを授与された
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感想・レビュー

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nnpusnsn1945

38
ビルマ戦線に従軍した日本兵の話がまとまっている。前半のビルマ占領作戦では第33師団と第55師団所属者の証言が多い。インパール作戦では歩兵第58連隊、第15師団所属者が主に証言している。撤退作戦の項では看護婦や第18師団所属者が登場した。インパール作戦の独立工兵20連隊所属の西地保正曹長の項目はイラストが使用されている。将兵が自決する描写が多い。吉田裕氏が『日本軍兵士』や『アジア・太平洋戦争』にて引用していたが、他の図にも筆舌に尽くしがたい体験が綴られている。2023/04/09

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