内容説明
わずか13人のベンチャーは、なぜ総資産9兆円を超えたのか?元祖エリートビジネスマンの門外不出の仕事術。
目次
序章 人生は自ら切り開くもの
第1章 まずは己を磨くこと
第2章 考え方しだいで道は開ける
第3章 時代を俯瞰する視点を持つ
第4章 あの手この手で食らいつけ!
第5章 人生を豊かにする宮内流読書術
第6章 リーダーに求められる条件とは
著者等紹介
宮内義彦[ミヤウチヨシヒコ]
1935年神戸市生まれ。58年関西学院大学商学部卒業。60年ワシントン大学経営学部大学院修士課程修了後、日綿實業(現双日)入社。64年オリエント・リース(現オリックス)入社。70年取締役、80年代表取締役社長・グループCEO、2000年代表取締役会長・グループCEO、03年取締役兼代表執行役会長・グループCEOを経て、14年シニア・チェアマン就任。これまで総合規制改革会議議長など数々の要職を歴任。現在、ドリームインキュベータ、ACCESSなどの取締役のほか、新日本フィルハーモニー交響楽団理事長などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koki Miyachi
4
宮内流経営哲学。シンプル。2018/07/30
おいくろ
1
タイトルのグッドリスクという言葉が好きだなぁ。最近、仕事でリスクを取って手を引くことが多かったから考えさせられました。難しいことは書かれていないので、社会人になって年数が浅い若手が読むと良いと思う。もちろん若手以外も。2016/07/16
さーふアザラシ
1
当時、まだ日本にはなかったリース業を国内ではじめた伝説の経営者。また、バブル期にその崩壊を唯一察知して大きく不動産業から撤退。時代の趨勢を予感で来た経営者。一度本を読んでみたかった。薄い本でしたが勉強に熱心。チャレンジ精神が旺盛。人生をみずから切り開く。経営者は専門性、大局観、ゲーム感覚で小さなヒットをかさねる。自分のちいさな人生と比べてより大きく踏み出すことが重要。リーダーにもとめられる専門性、実行力、健康、成果をうむチームプレー。リーダーはイノベ-ションを起こす人。2016/05/23
モビエイト
1
今までオリックスという会社は知っていましたが、会社の中身はイマイチわからなかったです。宮内さんの私の履歴書を初め、考え方をまとめた本が出ているので勉強になります2015/11/01
Quantum
1
最近のプレジデントで田原総一郎氏との対談記事を読み、見識の高さに感銘を受けた。というより思っていた以上に良識的で、個人的には信頼できる人だと思った。ただ消費税に関する見解は個人的にはなお懐疑的。何れにせよ、日本を代表する経営者の1人から貴重なメッセージをもらえる本。意外に専門性を重視している。時間管理と優先順位付けによる配分の重要性は全く同感。個の情報処理と判断をフル稼働させるための大局観と感性の重要性を伝えるところは、まさに彼自身が深く生命に向き合い懸命に生きてきたことの証左に思える。2015/01/12