内容説明
東京の下町で居酒屋を営む男のもとに、訳ありげな若い女が転がり込む。だが突如失踪し、女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長が何者かに殺される。ふたつの事件につながりはあるのか?男はなぜ故郷を追われたのか?捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが…。長編トラベル・ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら創作活動を続け、63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2001年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。全著書や作家としての記録を展示。04年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞を受賞した国民的作家。12年には著作が500冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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涼
38
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2026/03/post-4fdff5.html 小樽はニシンで栄えた頃があり、また小豆相場で繁栄した頃もあった。 「赤いダイヤ」と呼ばれていた頃については、うっすら記憶がある。 「赤いダイヤ」関係での不祥事が招いた事件のようで、その中で合田はどんな役割をしていたのか? タイトルの「帰らざる街」という言葉が意味深である。2026/03/20
うさっち
18
北海道なので実家の親用に購入。小樽だけでなく札幌の有名なお店も登場するのでイメージしやすくて楽しめた。十津川警部はかなりちょい役でした。2018/10/19
Yoichi Taguchi
5
頭休めに積読本の中から推理小説を。電子書籍で購入したのは数年前で何で購入したのかも分からなくなっているが。TVドラマで、しかも連続物でヒットしてしまうと、十津川警部=渡良瀬恒彦、亀井刑事=伊東四朗がどうしても浮かんでしまう。全体的に軽めだが、処々に小樽の歴史に関する蘊蓄もあり飽きずに読めた。演歌は全く興味ないが、小説を読んでいる間中、何故が都はるみの”小樽運河”がリフレインしていた。2021/03/16
ルナ
3
物語のほとんどが小樽で展開されて楽しく読めました。 十津川警部の場面が少なかった感じがあるし、珍しく、十津川警部とカメさんだけで西本とか他の部下が出てこなかった。2014/09/22
ビスコ
3
小樽を舞台にした、ハードボイルドにも似た作品。十津川警部の登場は少ないものの、「こういうのもできる」という、十津川警部シリーズの幅の広さを見せてくれる。つーかむしろ主人公は合田かも。 小樽の旅情や郷愁もいいが、個人的には下町・鐘ヶ淵の描写が好み。2014/06/28
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