やめたいのに、やめられない―強迫性障害は自分で治せる

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837671985
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0077

内容説明

手がかぶれるまで洗い続ける、カギをかけたか何度も確認せずにいられない、集めた物を捨てられない、行動が完璧にできないと最初からやり直す―無意味なルールにとらわれた人の80%に有効な「エクスポージャーと儀式妨害」。

目次

第1章 やめたいのにやめられない人たち(性格でも癖でもない「心の病」;最も多いのは不潔恐怖・洗浄強迫と加害恐怖・確認強迫)
第2章 強迫性障害とは(強迫観念が浮かび強迫行為・儀式がやめられなくなる;強迫観念を引き起こす恐怖や不安とは ほか)
第3章 強迫性障害を自分で治すエクスポージャーと儀式妨害(強迫性障害は自分で治せる;エクスポージャーと儀式妨害を行う前に ほか)
第4章 強迫性障害を克服した体験者のリポート(不潔恐怖・洗浄強迫からくる約10年間の強迫儀式の日々から脱却し普通の生活を取り戻すことができた;加害恐怖・確認強迫と縁起強迫で立ち行かなくなった夫が元のやさしい人に戻った ほか)

著者等紹介

岡嶋美代[オカジマミヨ]
2004年、熊本大学大学院医学研究科修士課程(医科学)修了。05年、国立菊池病院臨床研究部心理療法士。08年よりなごやメンタルクリニック心理療法士、専門行動療法士。国立菊池病院院外共同研究員。日本動機づけ面接協会理事、日本ブリーフサイコセラピー学会、日本小児精神神経学会などに所属

原井宏明[ハライヒロアキ]
1984年、岐阜大学医学部卒業。ミシガン大学文学部に留学ののち、国立肥前療養所、国立菊池病院精神科医長、同臨床研究部長、同診療部長をへて、2008年よりなごやメンタルクリニック院長。行動療法により強迫性障害の治療に高い成果をあげている。日本行動療法学会理事・学会誌編集委員長・専門行動療法士、精神科専門医、精神保健指定医、動機づけ面接トレーナーネットワーク(MINT)理事、OCD(強迫性障害)の会話世人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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恋空

12
読んだけど、、似てるようでちがう症状かな〜戸締り確認なんどもしたくなるのは似てるけど私の場合、衣類、雑貨、調味料、他なんですが買うとき同じものを二個か三個買わないと不安になり落ち着かないんです。服は特に、、、(ノ_<)これも強迫性障害なのかな。。。2015/05/24

くろまによん

4
やっぱりな、と思ったのが、文章校正者や医療関係者などのミスが許されない職業環境だと発症するケースがある、という話。編集者とか外部校正とかついてるなら違うかもだけど、全部自分で書いて自分で誤字0まで詰めるタイプのライターだとミスれないから苦しいね。もう一つの仕事もワンミス許されない仕事だし。でもやっぱり読んで症状を相対化できると少し違う。俺は確認強迫だけど、ちょっとずつ付き合い方がわかってきた気がする。2019/09/05

みおりえんぬ

2
恐怖と裏表の大切にしたいものについても共感的な描写に、症状の辛さが伝わってくるだけでなく、良くなって本当によかったと温かい気持ちになった。2016/01/29

ひろか

1
一般向け。2013/09/28

mayumi

0
ストレスが大きい時に強迫神経症の傾向が出るので、とても参考になった。後書きの症状の2〜3割を残して、という話もその人らしく生きるために必要な部分、アイデンティティーであるという言葉に、安心感と救われたような思いだ。2014/09/27

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