出版社内容情報
耳トレ&脳トレで聞き取り力アップ!
「テレビの音量が下がった」
「家族との会話が増えた」
「認知症の不安が消えた」
【32分のCD付き】
スマホでも聞ける!
以前に比べ、
聞き間違いや聞きもらし、
聞き返しなどが増えていませんか?
例えば、
「銀行や病院で自分の名前を呼ばれたと思ったら違う人だった」
「家族と同じ音量でテレビを見ていても、よく聞き取れない」
「電話で相手のいうことがよく理解できず、何度も聞き返した」など。
そんな体験のある人に
ぜひ行ってほしいのが、
本書による「耳トレ」と「聴脳トレ」です。
難聴が進み、
聞き取り力が低下すると、
しだいに人との会話や外出が億劫になります。
すると、音を聞く機会が少なくなり、
脳への刺激も減ります。
そのような状態を放置していると、
聞き取り力がますます低下!
さらには、
認知症やうつを招く危険性すら出てくるのです。
そうした難聴者の聞こえの明瞭度を高めるために、
耳鼻科医である坂田英明氏らが
取り組んでいるのが「聴覚リハビリ」。
これは、従来の耳トレだけでなく、
脳を刺激する脳トレ的な要素「聴脳トレ」を加えた
独自のトレーニング法。
この聴覚リハビリを行った難聴者のなかには、
聞こえ型がクリアになり、
「人との会話が増えた」
「判断のスピードが上がった」
「気持ちが前向きになった」
などという人が少なくありません。
本書では、そんな聴覚リハビリを
家庭でもで試すことができます。
ほかにも本書では、
聞き取り力アップのための基礎知識、
自分でできる耳トレ・聴脳トレ、
難聴の予防と対策、補聴器の活用など、
聞こえの悪い人に役立つ情報を満載しています。
内容説明
耳トレ&脳トレで聞き取り力アップ!耳鼻科で成果を上げる聴覚リハビリ。
目次
はじめに(聞き取り力アップの基礎知識1 なぜこのCDブックで聞き取り力が上がるのか?;聞き取り力アップの基礎知識2 聞き取る力が衰えるとどんなことが困るのか? ほか)
CDブックの使い方(トレーニングを始める前に;CDメニューの内容 ほか)
毎日のトレーニングメニュー 耳トレ(ウォーミングアップ;音の方向感をつかむ ほか)
毎日のトレーニングメニュー 聴脳トレ(音を聞き分ける;聞いた文を復唱する ほか)
難聴を知る(種類と特徴;レベルとパターン ほか)
著者等紹介
坂田英明[サカタヒデアキ]
1988年、埼玉医科大学卒業。91年、帝京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手。ドイツ・マグデブルグ大学耳鼻咽喉科研究員、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科副部長、目白大学保健医療学部言語聴覚学科教授、目白大学耳科学研究所クリニック院長を経て、2015年に川越耳科学クリニックを開設。埼玉医科大学客員教授、昭和女子大学客員教授、日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本小児耳鼻咽喉科学会評議員、日本聴覚医学会代議員、Neurootological and Equilibriometric Society Vice-President(国際平衡神経科学会副理事長)
林賢[ハヤシケン]
1995年、東海大学医学部卒業。2000年、広島大学大学院修了。広島大学耳鼻咽喉科入局後、同大学第一病理学教室にて分子病理学を学び学位取得。その後、カリフォルニア大学サンディエゴ校がんセンターに留学。帰国後、内耳細胞死・老化の研究、内耳保護効果に関する研究などを行い、多数の論文を発表。神尾記念病院聴覚診療医長を経て、21年より川越耳科学クリニックリハビリセンター長に就任
小山悟[コヤマサトル]
1988年、帝京大学医学部卒業。帝京大学溝口病院病棟医長、医療法人財団河北総合病院主任科長、東京大学医学部客員研究員を経て、2001年よりこやま耳鼻咽喉科院長。医療法人社団知音会理事長。東京女子医科大学附属足立医療センター非常勤講師、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医、日本気管食道科学会専門医、日本アレルギー学会専門医、厚生労働省認定補聴器適合判定医、身体障害者福祉法指定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。