内容説明
食べるのをやめられない人たち。心療内科医が初めて明かす絶食療法の実際。
目次
はじめに 食べるのをやめられない人たち
第１章 幸子の体験
第２章 過食症について
第３章 絶食療法
第４章 内観
第５章 過食症が絶食療法で治った症例
第６章 絶食療法の成績
著者等紹介
竹内俊明［タケウチトシアキ］
１９４２年、山口県下松市に生まれる。１９７０年、京都大学医学部卒業。１９７１年、札幌医科大学第一内科研究生。琴似ルカ病院にて、奥瀬哲先生より内科、心療内科を学ぶ。１９７５年、熊石町立病院にて、地域包括医療に従事。１９７９年、手稲ルカ病院にて、内科、ターミナルケアに従事。１９８４年、東京大学医学部心療内科入局。藤枝市立志太総合病院にて、内科に従事、心療内科を開設。現在、藤枝市立総合病院副院長。日本内科学会評議員。日本心身医学会評議員。日本絶食療法学会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
いくら効果的な治療法を確立したとしても、最終的に実行するためには患者の同意が必要である。周囲に薦められて来院してきたとしても、心から納得していなければ途中で投げ出してしまう可能性が高い。必要性を説いて、信頼関係を築く。それこそが成功させるために必要な最後のピースとなる。2015/04/18
