チェリビダッケとフルトヴェングラー―戦後のベルリン・フィルをめぐる2人の葛藤

チェリビダッケとフルトヴェングラー―戦後のベルリン・フィルをめぐる2人の葛藤

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784276217188
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C1073

内容説明

いま円熟の期を迎えたチェリビダッケは、終戦直後の混乱期にフルトヴェングラーとともにベルリン・フィルの指揮者として活躍していた。しかし1954年にフルトヴェングラーが死去、ベルリン・フィルは次の指揮者にカラヤンを選んだ。なぜ、フルトヴェングラーの後任がチェリビダッケでなくカラヤンだったのか?2人の間に何が起こり、何があったのか?

目次

レオ・ボルヒャルト
政治の汚れを知らぬ処女の如く
ブラック・リスト
指揮棒を持たずにベルリンへ
私は奇跡の人ではない
辛抱強く
フルトヴェングラーとアメリカ
1947年聖霊降臨祭の日曜日
作曲活動の悩み
関係の解明
はたして代理首席を市に留めておけるか?
多難をきわめた第二交響曲の誕生
ベルリン封鎖
インテンダントは何処に
チェリビダッケとノイエ・ムジーク
箝口令
フルトヴェングラー再び首席に
最後のチャンス
契約は馬鹿気たこと
ドイツ連邦共和国の状況
フルトヴェングラーとレコード
奸策
フルトヴェングラーの叱責
協奏曲の伴奏指揮について
失われた信頼関係
公演スケジュール分析
離反
チェリビダッケからの最後の手紙
訣別
フルトヴェングラーの補聴器
出番を待つカラヤン
オーケストラの〈解体〉を計るチェリビダッケ
功労十字大勲章
フルトヴェングラーから受けた深く大きな衝撃
チェリビダッケ自らを語る

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