可換半群環論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784837506805
  • NDC分類 411.72
  • Cコード C3041

内容説明

本書の原形は愛知教育大学数学教室の金光の企画の下に、茨城大学理学部の松田が1994年1月に愛知教育大学で行った講義録である。それを元に、この2名が電子メール・手紙のやりとりやセミナーを行うなど協力し、著者たちの可換半群や可換半群環における貢献も盛り込みながらまとめたものであった。それに共著者の1人である織田が、書籍として耐えられるように加筆、TEX原稿化してできあがったのが本書である。主に可換次数半群環を中心に、可換半群環について興味を呼び起こす目的をもって書かれたものである。

目次

第1章 可換環
第2章 可換半群
第3章 分数イデアル
第4章 可換半群環とその基本性質
第5章 いろいろな可換半群環
第6章 局所的擬付値環と半群環

著者等紹介

金光三男[カネミツミツオ]
1968年広島大学大学院修士課程修了。現在、愛知教育大学教授。理学博士

織田進[オダススム]
1976年岡山大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、高知大学教育学部教授。理学博士

松田隆輝[マツダリュウキ]
1961年東北大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、茨城大学理学部教授。理学博士
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感想・レビュー

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mft

4
遠い昔にも読んだ。その時に誤植があるページに挟んだ紙が残っていた。自分の興味としてはグレブナー基底とかで使う項順序は半群の話として先に片付けておくと見通しがよさそう、みたいなところだが、この本はもう少し環論に興味があって、係数環と半群のそれぞれの性質から半群環の性質が導けるかといったことに主眼がある2022/12/07

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