出版社内容情報
中国建築史を代表する古建築を《神々を祀るための建築》《国を治める帝王のための建築》《市井の人々のための建築》という3つのパートごとに紹介。壮大なスケールの宮殿や宗教建築、風土に合わせて発展してきた人々の住まい。チベット仏教の精神を体現するラマ寺院やイスラム文化を色濃く反映するモスクなども含め、38種類の古典的な建物の数々を透視図で再現し、豊富な写真とともにわかりやすく解読する。中国伝統建築をやさしく説き明かす第一人者である著者が、伝統的な木造架構をはじめ、工匠たちの知恵や技術が息づく古建築の世界を今に伝える。中国の歴史や文化に興味のある方にも、初めて古建築を学ぶ方にとっても最良の書。
内容説明
北京紫禁城、独楽寺、仏宮寺釈迦塔といった壮大なスケールの宮殿や宗教建築。風土に合わせて発展してきた四合院や二宜楼など人々の住まい。中国伝統建築をやさしく説き明かす第一人者である著者が、豊富な図版を駆使して、工匠たちの知恵や技術が息づく古建築の世界を今に伝える。
目次
寺院編―神々を祀るための建築:仏教寺院、仏塔、石窟寺院、チベット仏教寺院、道教寺院、イスラーム教寺院(五台山 南禅寺大殿;五台山 仏光寺東大殿;福州 華林寺大殿 ほか)
宮殿編―国を治める帝王のための建築:城郭、宮殿、皇家の庭園、礼制建築、陵墓(甘粛 長城嘉峪関;北京 紫禁城;承徳 避暑山荘金山島 ほか)
民居編―市井の人々のための建築:都市、住宅、書院、読書人の庭園、橋梁(江蘇 蘇州城盤門;山西 平遙古城と市楼;安徽 皖南民居 ほか)
著者等紹介
李乾朗[リーチエンラン]
1949年台北市大稲〓生まれ。1972年、中国文化大学建築与都市設計学系卒業。建築士として設計事務所に勤務するかたわら、建築雑誌の編集長や中華民俗芸術基金会の理事、文化資産保存学会の理事を務める。中国文化大学建築及都市設計系副教授、台湾芸術大学芸術管理与文化政策研究所教授などを歴任。巫文福文学評論賞、中国時報開巻好書賞、聯合報読書人最佳書賞、金鼎賞などを受賞している
恩田重直[オンダシゲナオ]
独立研究者。専門は社会空間史
田村広子[タムラヒロコ]
翻訳・執筆業。専門は中国の伝統的な住まいをめぐる文化から最新のテック情報まで。現・法政大学デザイン工学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アメヲトコ
tokumei17794691
kaz
kaz
NAGISAN