ルバイヤート―中世ペルシアで生まれた四行詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784837304302
  • NDC分類 929.91
  • Cコード C0097

目次

ルバイヤート
解説(中世ペルシアで生まれた四行詩集;英文学の世界に;海を渡って日本に)

著者等紹介

ハイヤーム,オマル[ハイヤーム,オマル][Khayy´am,Omar]
1048年頃ペルシアのホラサーン州の都城ニーシャープール(現在のイラン東北部)の近くで生まれ、1131年(一説には1123年)に生涯を閉じた。本名をオマル・イブン・イブラーヒム・ニーシャープーリーと言う。数学、天文学、医学、語学、歴史、哲学などを究めた学者であり、ペルシアを代表する大詩人の一人でもある

竹友藻風[タケトモソウフウ]
本名・乕雄。大阪市出身、同志社神学校を経て京都帝国大学英文科選科修了、上田敏の教えを受けた。コロンビア大学に留学後、東京高等師範(のち東京文理科大学)、関西学院大学、大阪大学などで教鞭を執っている。詩集『祈祷』(昴發行所、1913年)や『浮彫』(山中嵒松堂、1915年)により詩人としても知られた

バルフォア,ロナルド[バルフォア,ロナルド][Balfour,Ronald]
1896‐1941。ビアズレーに共通する装飾的な画風で、彼の時代のイラストレーターに多大な影響を及ぼした。エロチックで官能的かつ退廃的な世界観を独特のオリエンタル画風で表現したルバイヤートの挿絵は人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雪紫

35
ミステリ読みだったら有栖川さんの「孤島パズル」や流水さんの「ジョーカー」で引用されてたと聞けばピンと来るかもしれない。挿絵も合わせて何処か退廃的で、美しい詩集。この詩集の良さを説明するには語彙力が足りない。2020/11/15

芍薬

26
ロナルド・バルフォアの挿絵が神々しい!正直、文字を忘れる程でした。点と線と漆黒にうっとり。2013/04/08

ぱせり

18
完敗でした。文語体は美しいです。そして、この装丁。わかってもわからなくても、この本を持っているって、かなり幸せかも。とはいえ・・・本ですもの、読めなきゃしょうがないですね。背伸びしすぎました。口語訳本を手に入れるのが先。出直します。って、わたし、なにを書いているんだ・・・2012/06/20

冬見

17
すでに岩波文庫版を持っているけど、挿絵に惹かれてこちらも購入。575調の文語体。訳は岩波版の方が好みだけど、挿絵が美しく註釈・解説が丁寧なので満足。眠いのかやたらと目が滑ったので、時間をおいてじっくり読み返したい。2017/11/30

NORI

16
読書会での紹介、少し前に読んだ太宰治の『人間失格』にもこっそり出てくるので気になって手に取りました(๑´ω`)ノ 中世ペルシアの4行詩集。厭世的な。。英訳はエドワード・フィッツジェラルド、邦訳が竹友藻風となる。哲学的な要素を含み「酒」や「女」を楽しむ感じがする。汝が神となる。装丁は神秘的で、挿絵も一部がカラーだったり色とりどりで魅惑的であった。2022/07/03

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