内容説明
評判のアーティストで、自伝風漫画を得意とするデヴィッド・チェルシー。その弟子で、頭が空っぽのマグ。この2人といっしょに、モノの遠近感を視覚的に表すテクニック―パースのさまざまな側面にアプローチしてみよう。本書では、ステップ・バイ・ステップの愉快なコミック形式で、パースの基本コンセプトを具体的に説明。真に迫ったスリルあふれる風景や構成的な室内の作図を、デヴィッドとマグがデモンストレーションしてくれる。
目次
第1章 パースって何?
第2章 奥行きは何で分かる?
第3章 透視図法の画面
第4章 水平線と消失点
第5章 立方体の立体効果!
第6章 一点透視図法
第7章 二点透視図法
第8章 三点透視図法
第9章 パースで円を描く
第10章 人物を描く
第11章 パースのショートカット集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユイ
1
最初は簡単だったんだけどな~、二点透視方から難しくなった!そんで最後のショートカットは便利そうだから使いたいんだけど、使ってどんな絵が描けるのかイメージできてない。これはちょっとずつかじって実際にやりながら読み直していくしかない。2020/05/06
AoiHinata
1
パースの説明もわかりやすいし。マンガ自体もパースを使ってダイナミックに描かれてて、すごくおもしろかったー。最後の「ショートカット」では、「写真とかを使えば、パースを使わなくても描けるよ」って書いてあって。そのとおりだし、この本自体もショートカットになると思ったー。2012/10/25
はるぱか
1
パースについてのオススメの本ということで読んでみた。非常に詳しく書いてあるが、海外の漫画を翻訳したものなので読みづらいのが難点。パースについて必要なことはすべて書いてあるが、実際に手を動かしながら何度も読まないと理解出来ないと思う。要素だけを抽出して読みたい場合は他の本の方が良い。いずれにせよ、この手の本は中学校で勉強する作図の知識が必要である(円錐曲線については数学Cが必要だが、そんなに難しいことはかいてない)ことと、なにより手を動かさないと絶対に身につかないという点を肝に命じておくべき。「視円錐」につ2009/12/11
たなべ
0
縮小、前後、ぼかし。当たり前と思うことも丁寧に理解しなおすと、絵を描く時に説得力増す。2016/06/13
らはるとはると
0
最初の方はわかりやすく書かれているけども、最後のほう(視円錐・対角線の消失点)が難解だった。2012/03/07