内容説明
本書は、鳥の描き方を分かりやすく解説した技法書です。アーティストであり、博物学者でもある著者が、圧倒的な画力と知識でいきいきとした鳥を描くテクニックを伝授!骨格・生態を理解して描く手法により、スズメなどの身近な鳥から人気の猛禽類まで、魅力的な動きの一瞬をとらえることができます。解剖学に基づいた解説は、フィールドスケッチはもちろんのこと、人体デッサンの上達にも直結し、あらゆるイラストを描く基礎として役立ちます。
目次
鳥の描き方の基本
鳥の解剖学をマスターしよう
鳥の細かい描写のコツ
飛んでいる鳥を描く
フィールドスケッチ
画材とテクニック
著者等紹介
ローズ,ジョン・ミューア[ローズ,ジョンミューア] [Laws,John Muir]
博物学者であり教育者、アーティストでもある。カリフォルニア大学バークレー校から資源保全研究で学位を、モンタナ大学ミズーラ校から野生生物学の学位を取得、作品がカリフォルニア大学サンタクルーズ校から科学イラストに認定される。オーデュボン・トゥギャザーグリーンのフェロー、カリフォルニア科学アカデミーのリサーチ・アソシエートでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
57
鳥に特化した絵の描き方解説本。お手本や解説が丁寧で,段階を追って鳥が描けるため,闇雲に描いた絵よりも断然形になる。更に,姿勢の違いから,目,羽,など部分部分の特徴や骨格まで解説されているので,鳥を知るにももってこいの一冊。2022/05/21
ヒロミ
50
動物画の中でもあまり鳥に特化したドローイングブックは少ないような気がしていたので、本書には助けられる。まずはおおまかに形を捉える訓練からしてみたい。色んな鳥が載っていてかわいらしい。2016/08/10
mako
4
とても良い本。「絵を描くことで、鳥に関する知識が増え、理解が深まり、永く記憶に残るというご褒美」「まず形状をよく観察することです。その上で、フォルムの重要な線を素早く紙に写し取る方法を段階的に学んでいきましょう。」私が人間のスケッチをしている時に思っていることと、よくよくにているなぁと親近感。これからは鳥もスケッチ対象にしていこうと思う。この本を読むと鳥のことがよく分かる!2019/06/09
モンジー
2
鳥の描き方のコツがよくわかる。2023/01/21
ニシツノメドリ
1
絵の初心者にはちょっと難しいかもしれないが、読むだけでも面白い。2023/03/04