江藤慎一とその時代―早すぎたスラッガー

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江藤慎一とその時代―早すぎたスラッガー

  • 木村 元彦【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835646534
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

「江藤さんの生き様、野球人として、人間としての姿を今に伝えてほしい」(王貞治)
「彼は、自分の人生をかけて打ちにいっとるよね」(張本勲)
「必ず振ってくる。力勝負を好む人やった」(江夏豊)
「夢見る慎ちゃんっていうあだ名がついとったんです。
だけど今は、それが全部実現しているじゃないですか」(江藤省三・実弟)
「ギターの弾き語りをする野球選手に初めて会った」(有藤通世)

彼らを筆頭に、古葉竹識(故人)、杉下茂、権藤博、大島康徳(故人)、井手峻、真弓明信、加藤和幸、竹峰丈太郎、大西崇之、法元英明ら同時代を知る関係者、そして遺族の証言をもとに、江藤慎一という野球人の実像に迫るノンフィクション。


王・長嶋に並び立つ4番打者がかつて中日ドラゴンズにいた――


「これだけバットが振れるのは、巨人のON、うちの江藤をおいて他にはおるまい」漫画「巨人の星」の劇中でライバル・オズマ評として使われたのは、かつて中日ドラゴンズに在籍したスラッガー江藤慎一である。日本選抜で王、長嶋を押しのけ4番打者に座った強打者ながら、今では語られることの少ない野球人である。
全盛期の王貞治の三冠王の夢に立ちはだかり、セ・パ両リーグで初めて首位打者を獲得する実力者でありながら、ギターの名手、書は作品の域であったという異能の野球人。闘将と呼ばれながら、体罰を一貫して否定する理論派であり、いち早く野球学校を開校するなど先進的な発想の持ち主でもあった。
闘将、ONに比肩する実力者、初のセ・パ両リーグ首位打者、成績優秀、豪傑、ギターの名手、猛練習、エイトマン、理論派指導者、酒豪、書は作品の域、兼任監督、体罰否定、破産、人格者、極めて几帳面、六法全書に精通、夢見る慎ちゃん……江藤慎一とは何者だったのか?
『オシムの言葉』著者の木村元彦が、球史に埋もれた野球人の実像を、彼が生きた昭和の時代とともに描く。

内容説明

本書は、王貞治氏、張本勲氏、江夏豊氏、杉下茂氏、権藤博氏、真弓明信氏、江藤省三氏(実弟)、法元英明氏、古葉竹識氏(故人)、大島康徳氏(故人)など、プロ野球史を代表する偉人たちの証言をもとに、球史の片隅に埋もれつつある江藤慎一の実像に迫るノンフィクションである。

目次

1章 貧困
第2章 プロ入り
3章 大黒柱
4章 首位打者
5章 放出
6章 再起
7章 流転
8章 夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

57
オリオンズに在籍していた時代、東京スタジアムには何度も出かけていたのに、そのプレーは記憶にありません。江藤さんの印象は、ライオンズの監督としての暴れん坊です。この著書を読んでいると、そうした印象はマスコミが作ったものなのかもしれません。ドラゴンズという球団が犯した大きな罪は、気がつかないまま、現在に至っているのでしょう。そして、プロ野球界も大きく出遅れていたから起きた事件型さんありすぎます。野球理論と経営感覚の両方を持っていた先進的な方だったんですね。2023/07/26

KEI-ḡ

6
著者の木村氏はオシムやピクシーのルポで有名ですね。 これまで、プロ野球のルポは何冊か読んだコトあるけど、王長嶋とか野村克也とか多いですが、江藤慎一とは驚きました。 新たな視点で当時のプロ野球を感じる体験ができたような気がします 江藤がドラゴンズの主砲としてジャイアンツのV9を阻止するという世界線も見たかったなと思います 水原監督に彼を赦す度量があればなぁ2023/12/12

オハナ

6
少し時代が違いすぎた。2023/07/15

屋根裏部屋のふくろう🦉

5
子供の頃(小学校低学年の頃)、中日ドラゴンズは1番中、2番高木、3番葛城、4番江藤、5番マーシャルという打順だったのを覚えている。その中で江藤は大上段に構えるような独特の構えから本塁打を打つのですぐにファンになったっけ。風貌からも想像できるやうに面倒見が良く親分肌。この手のタイプで特に有能な人にあるやうに豪放磊落と同時に繊細緻密を兼ね備えた人だったやうだ。ギターは上手い書道はピカイチ。現在、貧しい親兄弟のために「人生をかけてバットを振る」やうな選手はもういないのかな。2023/11/27

エドバーグ

5
暴力が、スポーツ界(特に学生)に根強く残っている。島根の江の川高校、東京の目黒高校。少しでも対策をとろうとした江藤の生き方は、当時の日本の風潮を考えると抜きんでた先進性を感じました。2023/06/30

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