出版社内容情報
ヴィッセル神戸を初のタイトル獲得に導いた、サッカー界の至宝。来日以降を語る初の著書！
サッカー界のスーパースターは、なぜ極東の島国へとやってきたのか？
日本で過ごした時間を通して、いまを生きるすべての人に響く、サッカーへの思いと人生の哲学。
内容説明
困難をどう乗り越え、何を信じるのか―日本で過ごした時間を通して、いまを生きるすべての人に響く、サッカーへの想いと人生の哲学。ヴィッセル神戸を初のタイトル獲得に導いた、サッカー界の至宝。来日以降を語る初の著書！
目次
第１章 私が日本を選んだ理由
第２章 人生２度目の旅立ち
第３章 勝者のメンタリティ
第４章 責任と感謝の気持ち
第５章 学び直しの連続
第６章 家族の大切さ
第７章 最善の選択
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
90
2019年ノエビアスタジアム神戸で見たイニエスタのプレーは、プレスにあえばシンプルに捌き、スペースがあれば必ず前を向き、相手にとって嫌なプレーをするという基本に忠実なものでした。ヴィッセル神戸と３年契約が切れる2021年２年契約を更新し、今後コーチの資格も取りたいと表明している。小さな田舎町から１２歳でバルサの下部組織に入り、バルサとスペイン代表で数々の栄光を手に入れた後、キャプテン翼の国日本を選びイニエスタ・メソドロジーも立ち上げた。メンタルの強さのもとになる考え方や他者へのリスペクトにあふれている書。2022/06/21
キジネコ
51
これはイニエスタからの手紙です。何故日本に来たのか？ヴィッセル神戸との契約を更に2年伸ばしたのは、なぜ？イニエスタメソッドを子供達に伝える場所を作った理由は？そして選手生命を脅かすケガの予感を押してまでゲームに固執した訳は？第二の故郷と日本を呼び、自身と家族を取り巻く全てへの敬意を忘れず、生涯をフットボールと共に歩くことを希望する彼。メンタリティとモチベーションの大切さを語り、いつかジャパンを率いる夢をみるイニエスタ。彼が見せるピッチ上のイマジネーション程の美しさは文面にはないけれど、愛すべき好漢がいる。2022/03/22
よっしー
13
外国人サッカー選手の本は基本手を出さないのですが、我等がキャプテンとなると、読まないとという気になって思わず購入してしまいました。文体が作文のようで少し気になりましたが…イニエスタがどれだけ神戸を、そしてヴィッセル神戸というチームを大切に思ってくれているのかが伝わってきました。そう思うと、嬉しくなりました!!イニエスタへ言葉を贈っているそうそうたる顔ぶれの中に、古橋がいるのも嬉しかったです。2022/03/19
TAKA0726
10
22年カタールWC組合せで同組がスペイン。最後の代表出場はロシア大会でロシアに敗戦。文化の違いはあるが、規律・尊敬・謙虚・努力の価値観が契約を延長し、5年間の滞在中でV神戸をクラブNO1にできるか？困難を克服するには自分の仕事に対し200％真剣になる。うつ病を世間に公表し逆境でも自分の持っているものを全て捧げれば必ず上手くいくと信じ、内面より見せ方にこだわる社会で人生は目に見えるものだけではないことを世の人に知らせる、誰かと問題を共有する寛大さと人に頼る勇気が必要。勝利でミスは誤魔化せるが敗北はミスを拡大2022/04/08
じゅんぺい
5
イニエスタ選手はまさにプロフェッショナル。自身の職務に対し常に最高のパフォーマンスを発揮し続けている。自分の仕事に対し200%真剣になるというのは見習いたい。そしてあらゆることに対する敬意、慢心のない挑戦への意欲、自ら設定するレベルを維持し続ける覚悟。職業は違えど自身の仕事に対する姿勢は見習いたい。2022/03/02
