内容説明
常識をことごとく覆し、社会現象を巻き起こした音楽プロジェクト「ラ・フォル・ジュルネ」。その真実のドラマが、はじめて明かされる。
目次
第1章 東京を熱狂させたラ・フォル・ジュルネ
第2章 ルネ・マルタンはクラシック音楽界の革命児だ
第3章 東京開催実現へ向けて道を切り開く
第4章 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン―二〇〇五~二〇〇九進化の軌跡
第5章 プログラムの魔術と多彩なアーティストの魅力
第6章 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを支える日本人スタッフたち
第7章 東京から金沢へ広がる音楽祭
第8章 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンはなぜ一〇〇万人を動員できたのか?その成果と未来への提言
著者等紹介
片桐卓也[カタギリタクヤ]
1956年福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。フリーの編集者を経て、1990年頃からクラシック音楽の原稿を書き始める。現在「音楽の友」「レコード芸術」「CDジャーナル」等の音楽専門誌に寄稿し、J‐WAVE「東京コンシェルジュ」にも定期的にゲスト出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おサゲっち
0
日本的な格式張ったクラシックコンサートをもっと身近なものにした「ラ・フォル・ジュルネ」。ルネ・マルタンの天才的な発想と日本の音楽家たちの熱意が、東京と金沢の音楽祭を立ち上げた。音楽や人の熱意の力を感じさせてくれた。2017/02/11
aki
0
舞台の裏側がよくわかった2012/05/28
日々珠
0
街を歩くと音が降ってくる。そんな夢をかなえた人がいる!
la table
0
2008,2010と足を運んでいるものの、表向きの感動しかわからなかったけれど、裏側や立ち上がりなどがくわしく書かれていて、一層感動してしまった。また、2011の「ブラームス」にもぜひ行きたい!2010/11/06
ゆっぽん
0
このイベント知らなかったなぁ。とはいえ、すごいクリエイティブとか出てくるけど、きっとクラシック界ではすごいことなんだと思う。それほど凝り固まった世界なんだなと。もっとこんな風に境目がなくなるイベントしたいなぁと思った。2010/07/05