映画道楽

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835615400
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

高畑勲、宮崎駿作品など国民的大ヒット映画を生み出しているスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫が、自らの映画体験を通して学んだ、「映画にとって本当に大切なことはなんなのか」を語る、文字通り映画を楽しむ人に向けた道楽本。

目次

第1部 映画体験編(片岡千恵蔵のファンでした。;映画のヒロインについて。 ほか)
第2部 映画製作編(プロデューサー事始め。;プロデューサー高畑勲から学んだこと。 ほか)
第3部 映画宣伝編(タイトルは映画の重要なコピーです。;映画の宣伝は三位一体で作られる。 ほか)
第4部 映画企画編(肉体を失った現代の映画について考える。;現代に合った映画の主人公をどう作るか? ほか)

著者等紹介

鈴木敏夫[スズキトシオ]
1948年8月19日、愛知県名古屋市内に生まれる。1967年慶応義塾大学文学部社会・心理・教育学科社会学専攻に入学。1972年株式会社徳間書店入社。1990年株式会社スタジオジブリの取締役に就任。1992年第十一回藤本賞・特別賞受賞(『おもひでぽろぽ』製作に対して)。1997年株式会社徳間書店/スタジオジブリ・カンパニーPRESIDENTに就任。11月、第十四回山路ふみ子文化賞を受賞。1998年第十七回藤本賞受賞(『もののけ姫』製作に対して)。2002年エランドール賞プロデューサー賞受賞(主催:日本映画テレビプロデューサー協会)。第二十一回藤本賞受賞(『千と千尋の神隠し』製作に対して)。2003年『千と千尋の神隠し』第七十五回米アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞受賞。2004年3月6日『イノセンス』劇場公開(配給:東宝)。東京大学大学院情報学環「コンテンツ創造プログラム」特任教授に就任。株式会社スタジオジブリ代表取締役社長に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizzan72

8
映画好きの書く映画の話、これが面白くない訳ない。邦画、洋画、黒澤、小津、任侠もの、ヌーヴェルヴァーグ、キューブリック、男はつらいよ、近年の話題作……と、マニアックなものから話題作まで、ほんとによく観てる。なぜかアメリカン・ニューシネマ周辺の言及がまったくないのが気になったけど。高畑氏の『火垂るの墓』は『禁じられた遊び』に影響を受けているそうです。なるほど。ジブリ作品、観てないのも多いんだけど、こんど観てみようかって思えるような、ワクワクする一冊でした。2017/01/23

大泉宗一郎

7
ジブリの名プロデューサー・鈴木敏夫の「映画語り」。内田吐夢監督の『宮本武蔵』『大菩薩峠』シリーズや『禁じられた遊び』など、僕自身も好きな映画が紹介されていると嬉しい。ただ、鈴木さんはあまり自分のことを語りたがらない人らしく、後半からは「映画語り」はなくなって、仲間とともに行って来た仕事のお話しに転換する。『仕事道楽』とやや重なる部分もあるが、経緯や物語形式に語るよりも、プロデューサーとしての見方や考え方が伝わる内容になっていて、非常に興味深い。2019/06/09

シュウ

4
こちらは映画中心にまとめられている。2019/09/17

じゅんた

2
仕事道楽よりも映画を中心にしていて、それはそれで面白かった。2016/08/10

pmk(マルフォイ)

2
仕事道楽と重なる部分もありましたが、仕事道楽とは違い、より映画、プロデュース、映像業界の流れについて言及されていました。特に前半の映画の話では今後映画を見るうえで参考になりそうです。個人的には最後の方で神木龍之介君が描いた鈴木さんの似顔絵が可愛らしく、かつ時間の流れを感じました(笑)2013/09/16

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