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内容説明
比類なきロックンロールバンドの1996年のメジャーデビューから、2003年の解散ラストライヴに至る8年間の軌跡を計520ページにコンプリート。今もなお、多くのリスナーの体内で鳴り響き続けている彼らの音楽や生きざまが、ライター・長谷川誠の32万字に及ぶ書き下ろし&インタビューで綴られる。NEWSMAKERが追った8年分のレアな撮り下ろし&ライヴ写真なども多数掲載。
目次
世界の終わり
キャンディ・ハウス
バランス
I was walki’n & sleepi’n
スロー
flash silver bus
ゲット・アップ・ルーシー
ブギー
スモーキン・ビリー
ドッグ・ウェイ
アンジー・モーテル
GT400
デッド・スター・エンド
ベイビー・スターダスト
暴かれた世界
サンダーバード・ヒルズ
エレクトリック・サーカス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。
20
何度目かの再読。時間をかけってゆっくり読む。ミッシェルガンエレファントに触れた人なら思わず、彼らの存在意義について語りたくなるだろう。解散を意識し始めた時期を推測もしたくなるだろう。だが、ここはあえて、彼らのインタビューだけでもよかったかもしれない。もっとディープに語れるくらいの人でないと、もはやミッシェルガンエレファントについて語るのは難しい。「ミッシェルガンエレファント」という、桁外れにロックな男が4人いた。その事実と彼らが残した音楽と言葉だけで十分だ。2016/04/12
K
0
久しぶりに再読。音楽ライターなんて仕事って、大変だなって思う。本人が「どう感じてくれても構わない。でも、ちゃんと『感じて』ほしい」って言っていることを、そして本人にしか分からないことを、(全然違っているかもしれないのに)想像で言葉にしていかなきゃならない面が、このバンドに関してはかなり大きかっただろうから。私個人のTMGEに対する感じ方と、著者の感じ方が違っていたり、大きくかけ離れてたりするのを気にしなければ、それなりに楽しく読める本。なんせ、本人たちの発言を読めるのは嬉しいからね。2014/02/02
チョビ
0
インタビュアーの引き出し方が甘く、どうしても彼の見たミッシェルの記述が多い。ミッシェルそのものの首尾一貫とした考えが浮き彫りになってるとも言えるが、この厚さで「彼らはいつだって何があろうと変わりません」では飽きが来る人が出ると思う。ミッシェルを知りたいならCDだな、という考えを改めて持つ。2011/12/27
目目子
0
なんとかなるよ、なんとかするよ、だっ た。自己肯定を生まれたときから知って るんだろうなあ。迷いが見えない。だからついていきたくなる。 全体的な本の構成は微妙。もっとインタビュー記事びっしりがよかった…2011/07/04
やいとや
0
チバの死を契機として読まねばならないのが哀しい本。だが、本の形式になってしまえばそれはそれ。素材が良いのに、纏めるライターの力不足が明らかである為に甘ったるい「著者のロック観」の中でしかミッシェルを語れない中途半端な結果になっている。ミッシェルが「語られる事を拒否する」バンドであるだけに、その仕事が難しい事は充分に理解するが、結果の甘さが効果を産む所まで行かない青臭さが残念。「WITH」と言いながら、最後は振り落とされ取り残される著者の姿をもっと見据えるべきだったのかな、この本の主題を活かすのなら。2023/12/17
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