勝者も敗者もなく―2004年日本プロ野球選手会の103日間

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835615196
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

性急な再編劇、虚ろな交渉、埋まらない溝、史上初のストライキ突入、そして信頼の萌芽 近鉄・オリックス合併報道から、終結まで、彼らは何を考え、どう動いたのか。選手会事務局、古田選手会長、礒部、三輪ら率いる12球団選手会それぞれのドラマを、インタビュー、記録映像、資料をもとに総括した迫真のノンフィクション。

目次

プロローグ 2004年9月17日
第1章 2004年6月衝撃
第2章 2004年7月手探り
第3章 2004年7月行動
第4章 2004年8月祈り
第5章 2004年9月総意
第6章 2004年9月決断
第7章 2004年9月終結
エピローグ 2005年1月25日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かじ

1
「フルタの方程式」で、あれから20年ということで振り返ってたので。スト決定の報にスタンドで歓呼した日。細かい部分はもうだいぶ忘れてたけど、だからって自分の中の近鉄牛の皆への愛情は消えてないし、「消滅」の無念さも消えたわけではまったくないってことを思い知らされた。結局気持ちがどこへも行けずにプロ野球は次第に自分の日常から抜け落ちていったけど、あのとき青波側の人たちの思いはどうだったんだろうかと思う。良い記録だと思うが誤植多すぎなのが玉に瑕。文章の上手下手はどうでもいいが、あまりに多すぎて若干気を削がれた。2024/11/21

ようはん

1
選手会長の古田だけでなく、小笠原、磯部、立浪、石井琢、井端、松中といった当時を代表する多くの選手達も一丸となって2004年のプロ野球再編問題に真剣に立ち向かっていた事がよく分かる。彼らの尽力無ければ現在のプロ野球人気は無かったと感じた。2019/04/27

えぐ@灯れ松明の火

0
改めてプロ野球界にとって大変な1年だったなぁと。でも、結果的には楽天はずいぶん人気出てきたし、選手会の方達が頑張った甲斐が少しはあったと思います。2010/01/04

COLD SWEAT

0
今のパリーグの隆盛を、当時の経営者たちはどう見ているのだろう。もし存命ならばぜひ話しを聞いてみたい。2021/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/153655
  • ご注意事項

最近チェックした商品