内容説明
長谷川滋利投手はいかにして、メジャーリーグに適応し、現在の成功を成しえたのか?強者ではなく適者として生存競争を生き抜いた鍵がここにある。プロフェッショナル・ベースボールプレイヤー、長谷川滋利の4年間の軌跡。
目次
イントロダクション ようこそ、適者生存の世界へ
第1章 アメリカへの憧れ
第2章 NOMOの衝撃―いよいよアメリカへ
第3章 一年目の記憶
第4章 メジャーリーガーの生活
第5章 逡巡と、成功と―1997~2000
第6章 アメリカと日本の間にあるもの
第7章 イチロー君へのメッセージ―日本人がメジャーで成功する条件
第8章 適者生存―アジャストメントに必要なこと
第9章 未来へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R指定
1
“頭を使って”野球をする。人生を送る。野球はもちろん、野球以外で何が大事なのか。異質の文化、集合体に属する時にどうやって環境に適応するか海外生活やメジャーリーガーの裏話なども勉強になる事が多く、10代でプロスポーツ選手を目指す人にオススメかもしれません。 野球選手って野球の話しか世に出ないのですが、こういう本はいいですね。 シギーは立命館大卒、日本プロ野球選手、メジャーリーガーはもちろん投資家としても成功者で、シギーだからというわけではなく、頭を使って生きていれば自ずと多彩な生き方になるのだと思った。2014/10/05
まやま
1
長谷川さんは、まだメジャーリーグでプレーしているときに読んだ日経ビジネスのインタビューで、目的意識の高さに驚かされた。それから随分時間がたち、ひょんなきっかけでこの本を手に取った。非常にクレバーで冷静に自己分析の出来る人だなぁと感心。2012/04/13