内容説明
行き場の無い繁華街で明日という新しい一日から俺達は逃げ回る。雑踏の孤独な魂の叫びを綴った詩集。
目次
煤けた街の片隅で（くたくた；約束手形の夜 ほか）
立ちすくんでいた（立ちすくんでいた；存在 ほか）
繁華街のネズミ（涙が溢れてしょうがない；寂しい時には誰だって ほか）
失った半分（ポリスとコソ泥；何よりなんです ほか）
著者等紹介
中井多賀宏［ナカイタカヒロ］
１９７３年（昭和４８）６月、大阪市に生まれる。関西学院大学法学部法律学科卒業。関西学院大学大学院法学研究科中退。「第９１回コスモス文学新人賞」において、「現代詩部門」「掌編小説部門」入選。詩人・作家・音楽家・フリーの憲法講師としての活動を行っている。「みのお９条の会」の呼びかけ人でもある
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