内容説明
「ベテスダ」で罵った“Damn´e”の正体は、彼自身だった。すべてのものは限界に達しなければならない。「見者」ランボーはいかにして文学を放棄したのか。
目次
卒論・ランボーの「イリュミナシオン」について(序論;序章としての「少年時」とその周辺;囲繞するもの;「見者」と「地獄の季節」;回復と文学放棄;結論)
「福音書の余白に書かれた散文詩」全文
「イリュミナシオン」全詩
付録1 ノストラダムスとチェルノブイリ原発事故
付録2 五十年前の詩篇「時計のあるプロムナード」
著者等紹介
松岡洋三[マツオカヨウゾウ]
1933年広島県福山市生まれ。早稲田大学第二文学部仏文科卒業。内外タイムス社整理部、報知新聞社整理部、制作局に勤務する。真空管アンプ研究家
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