内容説明
過ぎし戦争で失くした愛の残る島影霞んで浮かぶ…南樺太で生まれ、ソ連軍の侵入で追われた故郷と初恋のロシア娘の面影を胸に半世紀。やっと訪ねた故郷の丘に…著者の自伝的小説。
著者等紹介
本間辰弥[ホンマタツヤ]
1928年(昭和3)樺太大泊郡千歳村字一ノ沢生まれ。1945年(昭和20)1月、樺太庁大泊中学校卒業後、樺太地方気象台勤務。1947年(昭和22)8月、一ノ沢で2年間の抑留生活の後引き揚げ。10月、日本通運帯広支店に入社。1985年(昭和60)退社。北海道帯広市在住
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