内容説明
呉服屋の一人娘である綾乃は、夫との間に長男も生まれ、幸福な日々を送っていた。ところが、ある日、番頭の瀬古に暴行を受けたことをきっかけに人生が急転。夫や周囲からこの事実を隠すため綾乃が選んだ道は、長く険しいものだった。最愛の家族さえも騙し続けた女の一生。波乱万丈の人生を描いた長編小説。
著者等紹介
仲山千恵子[ナカヤマチエコ]
昭和14年10月27日、千葉県鴨川市平塚に生まれる。昭和33年、県立長狭高校を卒業、7年間保母として働く。退職後、農業に従事し、現在に至る
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