内容説明
著者の実父である画家、八木彩霞の日記を再構成した自伝。パリで絵を学び、今も残る森永ミルクキャラメルのパッケージをデザインし、畏友・藤田嗣治の死とともに絵筆を折った彩霞(熊次郎)の一生を追ったドキュメンタリー。
目次
茜色に染まった障子
第1章 士族になれなかった松山藩士
第2章 少年時代の松山
第3章 熊次郎の青春
第4章 田舎教師のころ
第5章 白雲の志を抱いて
第6章 花の都パリに留学する
第7章 孤高の洋画家・八木彩霞
著者等紹介
八木洋美[ヤギヒロミ]
1925年横浜市上反町青木町生まれ、この年父彩霞渡仏。1928年八木熊次郎が碑文谷にアトリエを建て家族移住。鷹番小学校~青山学院中等部卒業後東京農業大学入学。1945年学徒出陣、東部晴1956部隊に入営し終戦除隊。1949年東京農業大学農学部卒業森永乳業株式会社に入社技術者として徳島工場、天草工場、種子島工場、京都工場、徳島市乳工場長。1963年営業担当となり、大阪支店高松出張所所長を経て阪神担当、京都担当となる。1968年~1980年社外出向、関連会社3社の代表取締役歴任。1980~1982年森永乳業本社東京市乳部担当。1982年多摩デイリー代表取締役。1984年辞任。1984年青山電算株式会社、株式会社JBD勤務。1991年有限会社マークワン設立、代表取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 図解 使える統計学 中経出版