内容説明
教育者で地方の政治家(市会議員)でもあった91歳の著者が、母子の愛情にもとづいた、幸福な社会をつくるための提言を、親身な言葉で綴った珠玉のエッセイ。
目次
母の思い出、私の生い立ち
戦後の混乱を乗り越えて
幸福な結婚と家庭のために
愛と性をめぐって
母系社会と日本の歴史
母子の愛は地球を救う
著者等紹介
中尾実三郎[ナカオジツサブロウ]
明治44年5月13日三重県一志郡宇気郷村柚原(現・松阪市柚原)生まれ。昭和10年3月31日東京帝国大学農学部付属農業教員養成所卒業。昭和10年4月1日山梨県都留中学校教員。昭和14年4月1日青森県女子師範学校教員。青森県立高等女子学校教員。昭和16年4月1日満州国立開拓指導員訓練所教官。昭和17年1月1日満州国立大同学院入学。7月卒業。昭和18年8月1日満州国立公安学院赴任。西山千代と結婚。昭和23年4月1日三重県宇気郷村立中学校赴任。昭和29年4月1日三重県松阪市立久保中学校赴任。昭和42年4月1日三重県宮川村立中学校校長。昭和44年4月1日三重県松阪市立南小学校長。昭和47~56年3月トヨタ車体KKに9年間勤務。昭和58~平成7年72歳で松阪市会議員初当選。3期12年在任。平成15年4月27日91歳で松阪市会議員に立候補するが落選
中尾千代[ナカオチヨ]
大正4年3月8日、三重県松阪市東黒部町578番地生まれ。旧姓・西山。東京高等女子師範学校(現・御茶の水女子大学)卒業後、三重県津市立女学校で教員生活を送る。平成15年5月19日死去
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