内容説明
予備校講師としての20年余を振り返り、その盛衰を描いた「春夏秋冬・予備校の冬」をはじめ、1970年代に書かれた評論「長い夜」、80年代の母の死を悼むエッセイ「散華」を収録する。
目次
1 長い夜―沈黙の七〇年代(幼年時代(醜いおとな;生活のかたちからはみ出るもの ほか)
幼年時代に邂逅した作家と作品の覚えがき(言葉の呪力―倉橋由美子における“安定の分泌”;新鮮な生活と女のみずみずしさを求めて―岩野泡鳴メモ ほか)
小冊子『長い夜』へのあとがき)
2 散華
3 春夏秋冬・予備校の冬
著者等紹介
もりみまき[モリミマキ]
1947年大阪府大阪市生まれ。大阪市立大学文学部修士課程修了。1980年予備校講師に就業、現在に至る。大阪市在住
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