内容説明
江戸の夜に咲くは情痴の花か…。行き違い、食い違い、それでも男と女は求めあう。幾重にも重なる因果に囚われ、深い淵に堕ちていく。人間の業の哀しさと愛しさを凄絶なまでに描いた新作歌舞伎の決定版。
著者等紹介
宇賀神隆文[ウガジンタカフミ]
昭和12年、東京都に生まれる。昭和35年、早稲田大学文学部卒業。(株)高島屋東京店入社。平成6年、退職。平成7年、日本演劇協会劇作塾修了。「戯曲春秋」同人参加。平成10年、劇作家榎本滋民氏に師事。平成13年、北海道庁戯曲コンクール入選。現在は、日本演劇協会会員ならびにシナリオセンター作家集団に所属
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