満州の遺産―Manchurian Legacy

満州の遺産―Manchurian Legacy

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835560403
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

海の向こうに横たう国よ、遙か彼方に、遙か彼方に。幸せの思い出の中に横たう国よ、遠い過去の日、遠い過去の日…激動の昭和という時代、その青春の日々を旧満州の大連で過ごした著者が、いつまでも消えることのない望郷の思いを、豊かな感性で静かに語った自伝的小説。1999年、Foreword Magazine Book of the Yearを受賞した“Manchurian Legacy”の著者自身による邦訳版。

著者等紹介

倉本和子[クラモトカズコ]
1927年中国大連市生まれ。大連朝日小学校、女子商業学校、双葉学院保育科卒業。その後、アメリカの東オレゴン州立大学文科卒業。1957年にアメリカに帰化。1999年、“Manchurian Legacy(満州の遺産)”でForeword Magazine Book of the Year受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

17
大連で生まれ、大連で育った著者が英語で記しForward Magazine Book of the year を受賞。これはそれを著者自身が日本語訳したもの。満州でも大連に近い南に住んでいたため、難を逃れ命を繋ぎ止めた。その後は早くから英語に親しんできていたため、米軍関係で働きアメリカ人と結婚後渡米。幾つかの大連の写真を載せているが、巨大な港、整備された大連駅前や病院など大陸的なものを感じる。2015/06/08

アンゴ

0
1927年大連市生まれの著者が戦争によって故郷を終われ日本に引き上げてからの半生を闊達に綴っている。 父親が書き残せ無かった普蘭店の悲劇を通して父親と戦争で人生を狂わされた人々への鎮魂歌。2006/11/21

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