内容説明
戦争での過酷な体験や悲痛な想いが、消えることのない記憶として残っている―。その思いを余すことなく、克明に、濃密に描ききった戦記歌集。元中支派遣椿部隊一兵士の記録でもある。
目次
新兵の詠める屯営日誌
在支戦陣編(雑詠)
著者等紹介
西村実[ニシムラミノル]
大正8年8月大阪市に生まれる。昭和14年12月現役兵として、篠山歩兵第70聯隊に入隊。翌15年3月渡支、第34師団歩兵第216聯隊(後に防諜名椿6842部隊)第2中隊に転属。爾後中支各地に転戦軍務に服す。終戦により昭和21年2月復員現在に至る
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