内容説明
アメリカの自由って何だろう。もう1つのニューヨーク貧困地区ゲットー(ghetto)。そこには、奴隷としての歴史と差別と貧困にあえいでいるという現実を抱えながら、必死に生きている人間がたくさんいる。ゲットーで作り出され、発展してきたヒップ・ホップ文化には、ゲットーに生きる人間のもがきと「生きる知恵」が表現されているのだ。自らゲットーに住み、彼らの現実の生活を見つめることで、矛盾や難しさを抉り出したリアルなリポート。ヒップ・ホップファン必読の書。
著者等紹介
新道有美[シンドウユミ]
1974年生まれ。短大、大学にて英語、心理学、社会心理学を、大学院にて社会学を学ぶ。大学院単位取得退学後、2000年1月、単身ニューヨークへ。ニューヨークの朝日新聞インターナショナル社にてインターンシップ活動を始める。そのかたわら、フリーライターとして朝日新聞ホームページ上にてコラムを1年間連載する(“Ghetto Life in New York”)。2001年9月、米同時多発テロ事件直後、帰国。現在、高校や大学にて講演活動中
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