内容説明
酒をこよなき友とする著者が、NHK在職当時から一日一句ずつ欠かさず詠みつづけた二千五百首からの自選句集。仕事上の鬱屈、家族への視線、四季の移りゆき、旅の醍醐味、食への傾倒を、苦渋と飄逸を撚り合わせつつ豪放に詠み、その作風は李白を彷彿させる。
目次
木槿
続・木槿
八朔
遠花火
海泡
黙思
わたしと俳句
著者等紹介
西尾憲司[ニシオケンジ]
1941年、千葉市生まれ。法政大学卒。2001年、NHKを定年で退職
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