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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087714746
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

詩と写真が出会う時、一筋の光が地を照らす。
厄災にさらされ続けるこの時代、親は子に何を伝えることができるのか? 手渡すべき希望のバトンとは? 世界的写真家・植田正治と池井昌樹の詩のコラボレーションによる希望のメッセージ。

内容説明

どんなにやさしいちちははも、おまえたちとは一緒に行けない。どこかへやがてはかえるのだから。詩と写真でつづる、あなたにとっていちばん大切なもの―家族のものがたり。

著者等紹介

池井昌樹[イケイマサキ]
1953年香川県生まれ。77年、第一詩集『理科系の路地まで』を刊行。以来十六冊の単行詩集のほか、選詩集『現代詩文庫 池井昌樹詩集』がある。詩集『晴夜』にて藤村記念歴程賞、芸術選奨文部大臣新人賞(97年)を受賞。99年『月下の一群』で現代詩花椿賞、2007年『童子』で詩歌文学館賞、2009年『眠れる旅人』で三好達治賞を受賞した

植田正治[ウエダショウジ]
1913‐2000年。鳥取県生まれ。中学3年生で初めてのカメラを手にして以来写真の道にのめりこみ、一九歳で郷里に写真館を開業。同時にカメラ雑誌の月例応募で入選を繰り返して頭角を現す。近所の砂浜や鳥取砂丘を舞台にした独自の演出写真は、時空を超えた不思議な空間として、現在も世界の人々を魅了し、作品の多くは鳥取県伯耆町にある「植田正治写真美術館」に収蔵されている

山本純司[ヤマモトジュンジ]
1950年東京都生まれ。73年集英社に入社。雑誌りぼんで漫画スクールを担当。さくらももこ、矢沢あい、岡田あ~みん他を世に送り出す。満点ゲットシリーズを企画編集。『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』(2007年、日本絵本賞受賞)を企画編集、『ひろしま』(2008年、毎日芸術賞受賞)を企画編集。2011年集英社を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

97
何気なく入った「岩手県立美術館」にて、企画展「植田正治のつくりかた」が行われていた。生誕100年を迎えた写真家の撮った作品から伝わる優しさや温もりに魅了され、特に強く印象に残ったのは、娘の綴り方(作文)がヨコに添えられた「家族の写真」だった。名残惜しさで書店に行くと、この写真に池井昌樹さんの「詩」が添えられた本書を発見。ものがたり風に作られた本書を読みながら、詩を見つめ、写真を読み、厳しくも優しいまなざしを感じさせられてしまいました。「どんなにやさしいちちははも・・・」この詩と写真、涙腺がもうダメです。2014/05/25

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

83
親から子へつないでいく〈やさしさのバトン〉。最初に詩があった。文字で読んだのではなく、朗読を聴いたのだという。たまたま居合わせていた編集者の心の中で写真と結び付き、絵本が生まれるきっかけとなった。モノトーンのノスタルジックな家族の写真。平和な曇りのない子供の笑顔と共に詩は静かに語りかける。〈父母は おまえたちとは一緒に行けない どこかへ やがてはかえるのだから〉と。〈やさしさは けっしててばなしてはならぬ 〉と。詩:池井昌樹氏、写真:植田正治氏、企画と構成:山本純司氏。2015/03/20

めしいらず

74
親が子へ伝える人生の真実。”喜怒哀楽”の喜と楽は殆ど無くて、怒と哀で埋め尽くされてしまうこと。どんなに心配でも親は助けてやれない。ただ一つ手渡してやれるのは優しさだけだ。優しく生きる者の道筋は、必ず石ころだらけのでこぼこ道。それでも一人で立って歩まねばならないのだ。しんどくて優しさを捨て去りたい日もあるだろう。頬は痩け、澄んだ瞳が凍る日も。優しさは家族が連綿と受け継いで来た大切な”血まみれのバトン”。辛い時は光の方へ向きなさい。手放しで泣き、笑ったあの子供の頃のように。怯まず、憎まず、悔やまず生きなさい。2018/03/08

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

63
はじめに詩があった。「人生は厳しい」と両親から子どもに伝える言葉。いつまでも一緒にはいられない。父も母もやがては還るのだから。だけど、父と母から手渡された優しさは手放してはいけない。もしも優しさが重たくなったら、苦しくなったら、光の方を向いていよ。一冊の本になるために、言葉は写真と出会う。モノクロの家族の肖像。どこかユーモラスな雰囲気が漂う昭和の風景。昭和から平成へ『家族』の形は変わっていったとしても、優しさのバトンは繋がっていくだろうか。一条の光が導いてくれるだろうか。読み友さんのレビューを拝読し再読。2016/07/16

ユーさん

58
一言一言に深い意味がありますね。短い文章ですが、考える時間は長い。「子の立場として俯瞰する親の姿」と現在「親になって考える親の姿」、じっくりと考えてみたいと思います。2020/11/24

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