出版社内容情報
山県有朋以来の国家公務員試験とキャリア制度のあり方に激変が起きている!旧来の慣行はどうなる?霞が関ウォッチャーが斬り込む。
内容説明
山県有朋以来の国家公務員試験とキャリア制度のあり方に激変が起きた!東大法学部卒の事務官が優遇される従来の人事慣行はどうなるのか?また、内閣人事局をはじめとする「政治主導」はどこまで浸透するのか?三十有余年にわたって取材してきた霞が関ウォッチャーが斬り込む。
目次
第1部 「政治主導」の波の中で(激変する次官レース―財務省「最強世代」を例に;公務員制度改革のポイント)
第2部 官民格差―なぜ一度の試験にパスしただけで一生安泰なのか(国家公務員試験のカラクリ;公務員試験では測れない能力)
第3部 官官格差と文理格差―なぜ省庁間、省庁内に人材の偏りがあるのか(キャリアとノンキャリア;女性活用はどこまで進むか;官民交流は浸透するか;文理格差―なぜ事務官が優遇され、技官が冷遇されるのか?)
第4部 右肩下がり時代の採用・育成(霞が関は新しい人材を育成できるのか;カギは人事院研修)
著者等紹介
岸宣仁[キシノブヒト]
1949年、埼玉県生まれ。73年東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務し、大蔵省、通産省、農水省、経企庁、日銀、証券、経団連機械、重工クラブなどを担当した。91年読売新聞社を退社、経済ジャーナリストとして知的財産権、技術開発、雇用問題などをテーマにしている。日本大学大学院知的財産研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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